映画「時をかける少女(2006)」

 7/21に地上波放映された映画をようやく見ました。ホントは当日見るはずだったのに・・・

■感想

 よ、良かった・・・、二重の意味で。映画の出来が良かったのが一つ、もう一つは「皆があんなに良い良い言っているのにつまらなく感じたら、その事態こそが面白くないなあ」という心配が杞憂に終ったこと。

 最初タイムリープの設定がわかり難かったのでちょっと心配でしたが、途中でモンティ・パイソンの「デジャヴュ!」ギャグばりの繰り返しで説明してくれたのでしっかり解ったし、時間改変物の匂いを漂わせつつ、最後は恋愛物でキッチリ締めてくれて、こりゃ良いわ。

 「野球が好きでキャッチボールをバリバリこなす女子高生」というものがイマイチリアルさが無いものの、それを除けば問題なし。それとも私の人生経験が乏しいだけで、そんな人は実際にはいくらでもいるのだろうか。

 あーあ、20年前に見た映画が、実写版ではなくてこっちだったなら良かったのに、と心底思う。