感想:アニメ「機動戦士ガンダムOO」第11話

■公式サイト
http://www.gundam00.net/

第11話 アレルヤ

■あらすじ

 アレルヤは人革連が未だ自分の様な兵士の研究を続けていることを知り、スメラギに施設の破壊を提案した。人革連のコロニーに突入したキュリオスは超兵機関の研究施設を破壊し尽くした。


■感想

<本題>

 うーん、悪いとは言わないし、アレルヤ個人の設定を掘り下げるエピソードですからそれなりに待ってはいたのですが、このタイミングでこの程度の話で丸々一話というのもどうだろう。正直中身が薄すぎる気がする。

 とりあえず見所はコンピューターの中みたいな場所でぷかぷか浮いていたティエリアかな。「貴方一体何者なの?」というのがガンダムナドレ同様今後の重要なキー概念になるのでしょう、というか、なってもらわないと話にしまりがなさすぎる。ストーリーが何処に進もうとしているのか皆目見当が付かないし、来週以降の中東の話も大転換をもたらす物では無いような気がする。なんかスタートダッシュの勢いが完全に失速したような。


<雑談>

 エーカーの「モビルスーツの性能の差が云々」にクスリと来ました。でも、こんなところで初代ガンダムを髣髴とさせる台詞を持ち出してもオマージュというよりタイミングの悪いジョークにしか感じられないなぁ。

 スメラギさんの「酒のために生きている」云々発言が・・・、実質上の指揮官がアル中に思えるのですが。

 刹那の影が果てしなく薄くなってゆく・・・、誰が主人公だかもうわからない・・・

 毎回数分だけ顔を出す東京の若手カップルの意味は何なのだろう・・・、「シリアスな話の息抜き」とも思えないけどな。

 セルゲイ中佐は相変わらず人格者でした。