感想:映画「日本沈没」(2006年)


 4/13(日)地上波放送した映画。

■粗筋

 日本の地下のプレートは、液体化したメタンが潤滑材となって急速に沈み込んでいた。日本は1年以内に海中に沈む。


■感想

 あまりにも淡々としすぎです。私の期待としては

日本海溝で異常事態発生
・地上でもあれこれ起きる(今年は渡り鳥が来ない・・・、等)
・「日本は沈むんだ!」「ハハハ、バカをいうな」
・日本各地で地震その他発生
・政府は日本沈没を認めざるを得なくなる
・日本各地で阿鼻叫喚の地獄

 てな感じのパニック映画でした。確か1970年代の映画はそんな感じでしたし、またスピリッツに連載している漫画版もこうです。

 ところがこの映画は、日本沈没はあっさり判明するし、政府はそれを簡単に認めるし、各地の異変は(特撮は凄く良い出来なのに)物凄くあっさり済ませるし、『手に汗握るスペクタクル』では全然無いのです。なんか違うだろう!!と言いたいですよ。

 これも「予告編ならめちゃくちゃ面白そうなのに実際見たら・・・」映画でした。


★蛇足

 あのー「エヌツー爆薬」って「エヴァンゲリオン」に出てきた用語と同じですかね? なんかの内輪のギャグ?