その昔、コミックガンガンで「妖幻の血」という耽美系ダーク作品を連載していた赤美潤一郎氏。あっかるい雑誌のカラー(当時)にあわなくて増刊に追放された(のだと思う)挙句、病気か何かでフェードアウトしてしまい、その後ホラー系の「ネムキ」等でちょこっと描いただけで、商業誌世界からは消えていましたが・・・
ビックリする事に、今月発売のネムキ7月号で「あかりや」という短編を描いていました。もう昔みたいな耽美な絵は止めたみたいですが、まあ懐かしい名前だなぁとしみじみしてしまいましたよ。ちなみにお話は耽美ではなくストレートにブラックでした。
★蛇足
同誌には御大川原由美子先生の「ななめの音楽」という作品も載っていますが・・・、先生、もう芸術家というかそういう次元に昇格してしまったようで、話についていけません。まあ今更「前略ミルクハウス」的漫画を描いてくれるとは思っていませんけどねぇ。