感想：小説「闇のスペシャリスト」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 364巻）

　小説「闇のスペシャリスト」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 364巻）の感想です。

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■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150117233/
闇のスペシャリスト (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-364 宇宙英雄ローダン・シリーズ 364) (文庫)
H・G・フランシス (著), 依光隆 (イラスト), 五十嵐洋 (翻訳)
文庫: 288ページ
出版社: 早川書房 (2009/9/5)
ISBN-10: 4150117233
ISBN-13: 978-4150117238
発売日： 2009/9/5

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■宇宙英雄ローダン・シリーズ[364]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るＳＦ「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2009年09月
サイクル＝第12サイクル「アフィリー」

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◆７２７話　闇のスペシャリスト（Ｈ・Ｇ・フランシス）（訳者：五十嵐　洋）

　はるかな過去。ツグマーコン人の母星『グロジョッコ』はブラックホールに吸い込まれつつあった。しかし科学者『ガルコン・エルヨグ』は、グロジョッコがブラックホール経由で別の宇宙に進出できると主張し・・・

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　公会議の歴史物語パート１。実はラール人がえらく原始的な時代に公会議に参加したことが描かれます。あれあれ、じやあ、ラール人はＳＶＥ技術を公会議参加後に独自で開発したわけ？　ラール人の性格なら、その勢いで彼らが公会議の主導権を奪い取ってしまいそうな気がしますが・・・（以前は、他の種族と対等だから技術を供与した云々とか言ってましたけど・・・）

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◇７２８話　千年眠る者（Ｈ・Ｇ・フランシス）（訳者：五十嵐　洋）

　闇のスペシャリストたちが５万年以上の眠りから目覚めたとき、ツグマーコン人・ラール人・ヒュブトンの帝国「公会議」が確立されていた。しかしツグマーコンの独裁者は、さらなる権力の拡大のため、スペシャリストたちを利用しようとしていた・・・

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　公会議の歴史物語パート２。なんかマスティベック人のキャラが以前登場したときと全く違い、やたら凶悪なんですけど・・・

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　本巻のイラストは「依光隆」先生の過去イラストをハヤカワ・デザインが再構成したものです。

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★おまけ

　あらすじネタバレ版はこちらへ。