感想:ドラマ「恐竜SFドラマ・プライミーバル第2章」第7話(最終話)「陰謀の果て」


 ドラマ「恐竜SFドラマ・プライミーバル第2章」(全7回)の感想です。

■公式サイト
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/primeval/index.html

 NHK・BSハイビジョンでの視聴です(同日NHK総合でも放送)。

第7話(最終話) 陰謀の果て


■あらすじ

 リークは時空の亀裂の発生を利用して何かを企んでいた。一方、ヘレンはカッターに対し、リークとは別の、自分の真の目的を話す。それは時空の亀裂を使って時間に介入し、世界を望みのままに変えるというものだった。リークたちの施設のコンピューターは、コナーが亀裂探知装置に仕掛けたウイルスで汚染されて制御不能になり、その結果捕らえられていた生物たちが檻から脱走した。リークは生物に襲われて死に、駆けつけたスティーブンは生物を外に逃がさないために自分の命を犠牲にした。逃走したヘレンは、リーク一味の残党を率いて、改めて自分の目的を達成しようとしていた(第二期完)。


■感想

 うおおお、マジィ? スティーブンがここで脱落とは・・・、それはともかく、第一期の結末は「そんなんアリか!?」という酷い(?)物でしたが、第二期は「まだ続きが作れるね」程度に抑えていて、良かった良かった(X−ファイルとかその他のドラマみたいに「次のシリーズの第1話を待て!」みたいな続き物形式で終了されたら、たまったもんじゃないですよね)。

 結局第二期は、総括すれば「オリバー・リークの陰謀編」だったわけですが、その割に結局リークの野望が何だったのかさっぱり解らなかったのはどうでしょうか。少なくとも金や権力目当てではなかった様ですが「知識が力だ」とか抜かしていたわりには、「砂浜にサソリ怪獣を放ってパニックを起こす」とかショッカーみたいなことしかしませんでした。しかも、最終目標は結局語らないままに死んでしまうし・・・

 ヘレンの周りに集まるクローン兵士?軍団・・・、もう古代生物ドラマなんだか陰謀ドラマなんだかわからない・・・

 しかし、まあ、最終的には「かなーり面白かった」と思いますので、第三期が放送されたら、またも飛びつくことでしょう。次の放送は2011年の正月あたりかしら?