感想：小説「にせ《マルコ・ポーロ》」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 371巻）

　小説「にせ《マルコ・ポーロ》」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 371巻）の感想です。

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■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150117454/
にせ《マルコ・ポーロ》 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-371 宇宙英雄ローダン・シリーズ 371) (文庫)
H・G・エーヴェルス (著), クラーク・ダールトン (著), 工藤稜 (イラスト), 五十嵐洋 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2010/2/28)
ISBN-10: 4150117454
ISBN-13: 978-4150117450

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■宇宙英雄ローダン・シリーズ[371]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るＳＦ「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2010/02/19
サイクル＝第12サイクル「アフィリー」

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◆７４１話　にせ《マルコ・ポーロ》（Ｈ・Ｇ・エーヴェルス）（訳者：五十嵐　洋）

　《ソルセル＝２》（ＳＺ＝２）は、ラール人の手先であるにせ《マルコ・ポーロ》を破壊するため、銀河中枢のヨルショル霧状星雲へと出撃した。しかしＳＺ＝２は星雲内で思いもよらない事態に直面し！？

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　久しぶりの幕間劇（本筋とは関係なく途中に挿入されるエピソード）が、「宇宙大作戦」そのまんまのノリでした｡乗組員名と船名を「カーク船長とエンタープライズ号」に置き換えても通用しそうなお話でちょっと苦笑。また、ぽろっと「ハルト人の人口が一定の理由」（Ｐ１３４）が説明されました。エーヴェルス先生はこういう重要な話をさらっと流すから要注意です｡

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◇７４２話　試練の帰還（クラーク・ダールトン）（訳者：五十嵐　洋）

　ローダンは《ソル》へのベラグスコルス設置を急がせるが、艦内では異常事態が頻発していた。一方、グッキーたちは周辺の偵察に出発するが、遭遇したツグマーコン船の中には予想もしない存在が囚われていた！

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　久しぶりにローダン登場。ついに謎の公会議七番目の種族についての手がかりが明かされます（次の巻のタイトルで名前はバレバレですが・・・）。それにしても、ＳＶＥ艦はツグマーコン人の発明（Ｐ１９６）だったのか・・・

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★おまけ

　あらすじネタバレ版はこちらへ。