感想:アニメ「GIANT KILLING(ジャイアントキリング)」第2話「#02」


 アニメ「GIANT KILLING(ジャイアントキリング)」の感想です。

NHKアニメワールド ジャイアントキリング
http://www9.nhk.or.jp/anime/giantkilling/

 BShi(NHK-BSハイビジョン)での視聴です。

第2話 『#02』


■あらすじ

 ETUの紅白戦は、達海指揮する若手チームがスピードとスタミナを生かした戦法で、村越率いるベテランチームに完勝した。さらに達海は村越をキャプテンから降ろすと通達し、納得できない村越は達海を呼び出す。

 村越は10年前、達海に憧れてETUに入団するが、翌年達海がチームを離れたためETUは事実上崩壊した。以後、村越はETUを一人で支えつづけ、当てにならない監督たちに代わり監督・コーチの役割まで引き受けていた。達海は村越に、監督的な仕事は全て人に任せ、代わりに一人の選手として若手に負けない何かを見つけ出せと指示する。

 やがてキャンプが始まるが、達海は初日から「自習」、つまり各人が好き勝手に練習しろと言い放ち、選手を驚愕させる。


■感想

 うーん、面白い。ホントにこれは良い。渋くて、ブラックコーヒー的なイメージというか、とにかく「大人のドラマ」です。イギリスのBBC放送が6回連続ドラマか何かで作っていそうな感じ。

 派手な試合シーンとかが殆ど無いまま、チーム内のゴタゴタやら、大人同士の会話やら、地味な要素だけでここまで息つく間も無く引っ張れるシナリオ(および原作)のパワーが凄い物があります。今まで見たことの無いタイプの作品なのですが、これからどう転がるのか先が知りたくて仕方ない。日曜の朝はもうこのアニメで決まり、という感じです。