雑談:記事:電子コミックの売れ筋はBLとエロと来たもんだ

【日本の議論】電子書籍は本当に便利か 日本人は紙の本への愛着が深く…
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100509/its1005090701000-n1.htm

 IPad発売が迫ったから、最近盛んな電子書籍ネタです。この手の記事には珍しく、携帯電話での携帯コミックを無視していないです。お堅い人たちは「所詮マンガ、所詮携帯小説」と思っているからか、最初から携帯電話の市場を無視しがちですが。

>日本の電子書籍市場を牽引する携帯電話で、売れているのが電子コミック
>売れ筋は何か。
>「書店で買えず、ブックオフにも売れず、家にも置きたくない本です」と明かす。携帯コミックで売れているのは大半が、少年同士の恋愛を描いたボーイズラブや、成年コミックなどだという。

 ヒッヒッヒ。そうか、エロ系が売れるのは、ビデオデッキ普及初期とかの「新メディアはエロから」という理由だけでなく、お手軽に買えるとか有るからか。あー、という事は今この瞬間に小学一年生辺りがエロコミックを購入してウハウハしているんだろうなぁ、子供には良い世の中だよな。何故そういう時代が40年ほど早く来なかったのか。

>こう指摘する植村局長はキンドルを購入したが、持ち歩きはしないという。「やっぱり満員電車でキンドルを読むのは重いし、もし落としたらと考えると怖いですね」

 値段を言うなら携帯電話も同じですよね。5万円もする貴重品だから持ち歩かない、とはならない。便利度がそういう危惧を上回るんじゃないかな。重さはコンピュータ業界の進歩の速度から考えたらあっという間に軽くなるでしょ、多分(一社寡占市場になったらどうかは解らないけど)。

>一方、電子書籍の普及で、書店の少ない地方都市まで読書環境が整うと期待する声も根強い。ある出版関係者は、「地方の書店だと、やはり品ぞろえも悪い。今はベストセラーの新刊も、都会に集中して配本される。電子書籍なら、みんなが平等にどこでも本が買えて、読める」と期待を寄せる。

 この視点は無かったな。