雑談:本屋の経営を会費で支える、というのは有りか?


 IT関係の記事の引用ですが、本筋と違うところでちょっと気になるところが有りましたので・・・

●【コラム】シリコンバレー101 (374) Googleエディションは街の書店の救世主になるか ネット マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/column/svalley/374/index.html

>大型書店チェーンやオンライン書店の影響で経営が立ち行かなくなってしまったのだ。

>閉店に反対する声が殺到。コミュニティからの投資、寄付やボランティアの申し出が集まり、同年10月に再オープンに至った。

>復活後は、運営を安定させるためにメンバーシッププログラムを採用した。年会費は30ドルから2500ドルまで7段階あり、プラチナメンバーになるとKepler'sを訪れた作家と会食するチャンスまで用意されている。会費制は長期的な収入の見通しを立てられるし、また会費が集まっているうちはKepler'sが地元コミュニティから必要とされていることを意味する。

 本屋を支えるために、会費を支払う。本に興味の無い人には冗談みたいに思えるかもしれませんが、本好きの人には「それは有りかも」と思う方もおられるのではないでしょうか? 確かにアマゾンとかで購入は可能ですし、今後電子本とかで紙の本にこだわる理由は減っていくでしょうが、本屋が無い生活というものを考えられない方も多いのでは?(棚をぶらぶら見て歩いて、ひょっと目に付いたタイトルを手にとって見る、とかいうのはリアルの本屋ならでは、でしょう)。

 日本では今はまだこういう動きはありませんが、10年後くらいには、会員制の書店というのはかなり可能性が有るように思います。現実にどれくらい請求されるか不明ですが、30ドル(2700円くらい)なら現実的に払えそうですしね。