感想:映画「デジャヴ」(2006年:米)


 6/18(金)に地上波放送した映画。


■概要

 デンゼル・ワシントン主演。サスペンスアクション風の時間テーマSF。


■あらすじ

 ニューオリンズで航行中のフェリーが大爆発を起こし、捜査の結果爆弾テロと判明した。地元の連邦捜査官ダグは FBI から捜査に協力を求められ、彼らから捜査の情報としてモニターで過去(4日と6時間前)の映像を見せられる。やがてダグは、この映像が過去に記録されたものではなく、彼らはモニターを通じて過去を覗き見ていることに気が付き・・・


■感想

 最初、爆弾テロとその捜査の話が続くので「えーと? この映画はSFだと思っていたのですが、勘違いだった?」とか不安になりました。

 「過去を覗ける装置」(ただし時間限定)という一発ネタを上手く膨らませて面白い映画に仕上げていました。時間物SFの定番テーマ「歴史は改変できるのか」に、捜査官とテロリストとの戦いという要素を混ぜこみ、喧嘩しそうな内容を上手く融合させて、一粒で二度美味しい、という内容となっておりました。

 なんとなく、少年ジャンプ系雑誌に読みきりで載っていそうな話でしたが、とにかく面白かったですね。