感想:NHKスペシャル「灼熱アジア」第3回「インドネシア 巨大イスラム市場をねらえ」

NHKスペシャル灼熱アジア 第3回 インドネシア 巨大イスラム市場をねらえ
http://www.nhk.or.jp/special/onair/101113.html

>今インドネシアは、「黄金の成長期」と呼ばれる繁栄を謳歌している。

>日本のメガバンクはこれまで、進出してきた日本企業相手に融資をしていればビジネスは安泰だったが、ここに来て地元企業へ融資が急増している。また大手商社はバイクメーカーと手を組み、インドネシア全土でオートバイローンを展開、庶民に深く食い込み、成功を収めている。

 通勤電車がすし詰めの満員になって、それでも足りずに屋根に乗ったり外壁にしがみ付いたり、という急速発展中の国にありがちな光景からスタート。インドネシアは10年間で所得が3倍になったとかいう物凄い成長ぶりで、庶民向けの小口融資が大加熱中。しかしインドネシアイスラム教国家で、「金利」という概念が無かったそうで、その辺りから教えるところから始まって、と、ローン会社の人が色々苦労したりするのを描いていました。

 20年位前にこの手の番組を見たならば、「ほーう、アジアの国も頑張っているね、早く追いついてきなさい、アッハッハ」みたいな姿勢で視聴できたでしょうが、今は日本が景気は悪くて緩やかに死につつあるので、「ああ、若いって良いよね・・・(ト書き:羨望のまなざし)」みたいな、嫉妬の目でしか番組を見れません・・・