感想:NHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」「第4回 開戦・リーダーたちの迷走」(2011年3月6日放送)

NHKスペシャル|日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第4回 開戦・リーダーたちの迷走
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110306.html


>今回見つかった当事者たちの戦後の証言テープからは、驚くべきリーダーたちの実態が明らかになった。

>日本のリーダーたちは、国家の大局的な視野に立つことなく、組織利害の調整に終始し、最後まで勇気をもった決断を下すことはなかったのである。

 1941年、陸軍も海軍も「戦争をやりたくない、やっても負ける」と言っていたそうですが、近衛首相その他がウダウダとして決断しないうちに、いつのまにかよく解らないうちに「戦争をやる」ことで決まってました。正直言って番組をみている方は何がなんだか解らないうちに開戦してしまったのですが、その感覚は当時の首脳も同様だったのかもしれません.

 それにしても、今回の特集もNHK民主党への当てこすりかな、と思ってしまう。あと、近衛首相って顔のノペッとした感じが鳩山元首相に似ている気がします。いい加減に政権を放り出したところもそっくりだと思うし。