感想:アニメ「化物語」第14話「つばさキャット 其ノ肆」/第15話(最終回)「つばさキャット 其ノ伍」


 アニメ「化物語」(バケモノガタリ)の感想です。

化物語 - 西尾維新アニメプロジェクト
http://www.bakemonogatari.com/index.html

 WOWOWでの視聴です。


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第14話 つばさキャット 其ノ肆


■あらすじ

 暦は翼を元に戻すため、以前と同じように忍(吸血鬼)に血を吸ってもらおうとするが、忍は姿を消していた。暦は知り合い全員にも声をかけて忍探しを始めるが、そこに忍野に拘束されているはずの障り猫(ネコミミ翼)が現われる。暦は障り猫と共に忍を探すうち、翼が障り猫になった原因(ストレス源)は、翼の暦への恋愛感情だと聞かされる。


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第15話(最終回) つばさキャット 其ノ伍


■あらすじ

 翼のストレスは、好意を持っている暦がひたぎと付き合っている事から生まれていた。障り猫は翼のストレスを消し去るため、その源の暦を殺すと言い出す。暦は最初翼のために死ぬ気だったが、その場合、ひたぎが復讐のため翼を殺す事を察し、忍に助けを求める。暦の影から現われた忍は障り猫を倒し、血を吸って翼に戻した。暦は障り猫が忍が影を気にしていた事を思い出す。事件の後、暦は忍野が暦に全てを任せて街を去っていった事を知るのだった(完)。


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■感想

 BSジャパンで中途半端に放送が打ち切られてから、1年3ヶ月を経てようやく最終回が視聴できました。

 原作を知らないせいか、いつもの新房昭之調の演出もこの作品に限っては違和感が無かったし、キャラ同士でどうでもいい事を延々と話しつづける独特な展開もこれはこれで慣れてくると味わい深かったし、キャラデザもなかなかだし(渡辺明夫氏の絵だと後から気が付いて驚いた)、エンディングテーマも好きだったし、という事で、大変お気に入りだったアニメでしたが、最終回も満足いく物でした。この作品の視聴のためにWOWOWと契約しましたが、その価値は有りましたね。

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☆追記

 今夜公式サイトを見たら、トップページに西尾維新アニメプロジェクト第三弾「傷物語(キズモノガタリ)」始動云々とバーンと書いてありました。ほほう。