雑談:日経コンピュータ2010年12月22号:gooメールトラブルネタ

日経コンピュータ
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>【特集】「動かないコンピュータ」、その後

 日経コンピュータお得意の「動かないコンピュータ」。読んで気がめいる、しかし読まずにいられない定番の記事ですが、今回は「トラブルの後どうなったか」の追跡記事。

 個人的に目を引いたのが今年の3月に移行で大失敗したNTTレゾナントのgooメールの記事。関係者によれば、「推奨コンピュータ」のWinXP /VISTA/7で試験して「よーしっ、OK!」としていて、それ以外の機種については何一つ考慮もしておらず、Win98やMeではまともに動かない代物だったそうで、その結果移行した瞬間に阿鼻叫喚の地獄と化しました。

 あと、ひどいと思うのが、この新システムに移行することを告知したのが「6日前」だったそうで、そりゃ不意打ち以外の何者でもなかろうと思います。個人的には「3ヶ月前」とかそれくらいで徹底的に告知しても良いくらいだと思いますけどね。

 で、トラブルの反省として「今後は推奨機種以外でも動作検証します」というのはまあ良いとして、告知は「これからは一ヶ月前にしますよ、えっへん」とか言っている。うーん、大して反省しているようには思えないなこれでは。この手のサービスの移行って関係する人数が多いから1ヶ月でも余裕がなさ過ぎると思いますけどねぇ。

 しめくくりは、『トラブルの後にリリースしたシンプル版は良く動いているから良いんだよ』みたいなオチでしたが、シンプル版をリリースするまでの2ヶ月の反省は無しなんですかねぇ。