感想:アニメ「インフィニット・ストラトス」第3話「転校生はセカンド幼なじみ」


 アニメ「インフィニット・ストラトス」の感想です。

■TBSアニメーション・<インフィニット・ストラトス>公式ホームページ
http://www.tbs.co.jp/anime/is/

 BSデジタル放送BS-TBSでの視聴です。

第3話 転校生はセカンド幼なじみ


■あらすじ

 セシリアは、一夏との試合の後、やたらと好意的になり、クラス代表の座も一夏に譲り渡す。一夏は代表となったことでますますクラスメートからチヤホヤされるようになり、箒の機嫌は悪くなるばかり。時を同じくして、隣のクラス1年2組にIS中国代表候補凰鈴音」(ファン・リンイン)(声:下田麻美)が転入してきた。リンは一夏の中学時代の幼なじみで、一夏との親しげなそぶりに、箒もセシリアも気が気ではない。ところがリンは一夏が自分との約束を覚えていない事に激怒し、クラス対抗戦で勝った方が相手のいう事を聞く、という約束を強引に取り付ける。しかも、対抗戦で一夏とリンは一回戦で激突することになった。


■感想

 もう何と言うか、「新しい事をしよう」という志は欠片もありませんが、その代わり「オタのツボを絶対外さないようにしてDVD・ブルーレイを売ってやろう」という意欲は満々のようです。

 ツンデレ系の幼なじみに富豪のお嬢魔さまタイプだけでは飽き足らず、今度は中国系幼なじみも投入。セシリアの焼きモチぶりとか、箒のわかりやすい気分のアップダウンとか、リンの「約束を覚えていないから激怒」とか、女性陣の火花の散らしあいを全く理解していない一夏のボケっぷりとか、もう定番展開過ぎて大笑いしてしまう。

 その他にも男一人に女の子十数人のハーレム展開とか、美人の女の子とベッドを並べてます、とか、オタを悶絶させてやろうというあざといばかりの仕掛けがてんこもり。

 このアニメは、後年、オリジナリティがどうこうより「よくもここまでウケ要素のつまみ食いだけで作れたな」みたいな面で記憶される事と思われます。