感想:少年漫画誌「月刊少年シリウス2011年4月号」


 発売日:2011年2月26日

少年シリウス オフィシャルサイト|TOP|講談社コミックプラス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/14709

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まじもじるるも渡辺航

 新展開。ちょっとスケベ&お馬鹿だった主人公は、命を魔法に使い尽くして死んでしまいました。ドタバタコメディ漫画の筈なのに今回は全く笑いがありません。まあそれだけに、今後どう転がしていくのかが楽しみではあります。


・乱飛乱外/田中ほさな

 最終回。毎回変なところで「次回に続く」が気になって仕方なかった漫画でしたが、堂々の完結でした。


怪物王女光永康則

 今月は驚異の二本立て。いつもの連載とOVA関係の読み切り話。相変わらず好調です。


オイレンシュピーゲル二階堂ヒカル 冲方丁

 これ、設定だけ見ると「マルドゥック・スクランブル」並にひどい話なんですが(孤児を改造人間にして犯罪者相手に戦わせてます)、あちらと違って絵が可愛い+話をわりとマイルドにしている、みたいでなかなかに面白いのでした。


・やみのさんしまい/永瀬ようすけ

 ここ数ヶ月展開がマジホラーで、どう落とす気なのか気になって仕方ない・・・、はっ、実はもうクライマックスで、この展開が終る時が最終回という事なのか?

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 個人的にはかなり面白い雑誌だと思っているし、アニメ化作品も出しているくらいなのに、ロクに売ってないのは何故だろう。