感想:NHKオタク系バラエティ「MAG・ネット」2011年4月号「特集:震災とネット/声優大研究」(4月1日)

■MAG・ネット 〜マンガ・アニメ・ゲームのゲンバ〜
http://www.nhk.or.jp/magnet/

>今回は緊急特集として、震災という状況で ネットがどのような働きをしているかを徹底議論。
>非常時におけるネットの課題と可能性を考えます。
>そしてもうひとつの特集は「声優大研究」。
>声優の仕事と声の魅力を探りました。

 NHK総合の深夜枠番組。2010年3月からNHK-BS2で放送していたのですが、2011年4月からはNHK総合に移動+月イチ番組(第一土曜)にリニューアルしてスタートしました。

 4/1放送分は特集「震災とネット」+「声優大研究」。


□新コーナー「まぐねったー」

 第一特集と言うか新コーナーは、東浩紀津田大介の両氏がテーマに付いて語り合う放談コーナー「まぐねったー」で、今月のテーマは「震災とネット」。

 語り手がこの二人なので(特に津田大介)、「ソーシャルメディア最高! ツイッター最高! エジプトの革命もフェースブックのおかげ! 地震ツイッターは役に立ちました!!」とか吹きまくるのかと思いましたが、視聴者からの意見は結構(というか凄く)冷静で

『確かに携帯電話やテレビが使えなかったときでもネットは使えたから便利だった』
『しかし役に立つ情報もあるがデマも多く、一々検証しないといけない』
ツイッターは情報発信や議論のツールではなく、ホントにただのおしゃべりに過ぎないと解った』

 etcと、ちゃんとネガティブな面も触れていました。なるほどねぇ、ありがちな「都合の良い自分の意見だけを押し付けてふんぞり返る」という姿勢では無いようです。MAG・ネットらしいと言えますな。


□特集「声優大研究」

 第二特集と言うかメインは「声優大研究」。声優アワードの授賞式から始まって、声優イベントの活況、実写版蝶伝寺兄妹とゲストの花澤香菜によるアフレコ現場紹介、加藤英美里の声を学者が分析して声優のテクニックを解析、声優養成所を訪ねて訓練シーン、etc。


□その他

 「QBがアキバを席巻」・・・、店のPCの画面が全部QBとか・・・、おいおい。


□感想

 いやぁ、濃いわ。以前は流し見する感じでしたが、もう正座して見たくなってきましたな。


□次回放送予定

 5/7(土)。5/6(金)の深夜です。そういう風に書いてくれたほうが嬉しいのですが・・・