アニメ「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」の感想です。
■TVアニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』公式サイト
http://steinsgate.tv/index.html
CS放送・AT-Xでの視聴です。
■概要
同名ゲーム(AVG)(原作:5pb.×Nitroplus)のアニメ化作品。時間絡みのSF物。ちなみに原作ゲームはオタク筋にはなかなか評判が良いです。
■キャスト
岡部倫太郎:宮野真守
牧瀬紅莉栖:今井麻美
椎名まゆり:花澤香菜
橋田至:関智一
阿万音鈴羽:田村ゆかり
フェイリス・ニャンニャン:桃井はるこ
漆原るか:小林ゆう
桐生萌郁:後藤沙緒里
天王寺裕吾:てらそままさき
天王寺綯:山本彩乃
中鉢博士:小形満
第1話 始まりと終わりのプロローグ
■あらすじ
岡部倫太郎は、大学一年生にもなりながら、未だ厨二病を患っているかわいそうな男。マッドサイエンティストを気取り、友人には自分を「鳳凰院凶真」(ほうおういん・きょうま)と呼ばせ、架空の秘密組織「機関」に付け狙われているという脳内設定を楽しみ、オタ仲間の「橋田至」・幼なじみの「椎名まゆり」と共にサークル「未来ガジェット研究所」を結成して『世界を変える』と称するガラクタを作って喜んでいた。
2010年7月、倫太郎とまゆりは、秋葉原ラジオ会館で「中鉢博士」なる男がタイムマシンについて講演をするというので顔を出すが、その内容は(オカルト好きには有名な)ジョン・タイターの資料の丸パクリだった。怒る倫太郎を、才媛と名高い「牧瀬紅莉栖」(まきせ・くりす)が連れ出し、少し前に話し掛けてきたのは何故だと問うが、倫太郎には覚えが無い。その直後、紅莉栖は死体となって転がっており、ラジオ会館には人工衛星が墜落していた。倫太郎はその状況をメールで送ろうとするが、次の瞬間付近の風景が変ってしまう。
至によれば、当日の中鉢の講演は中止となり、倫太郎とまゆりは人工衛星を見物に出かけたのだと言う。倫太郎は過去が変ってしまったことに困惑する。しかも倫太郎がラジオ会館から至に送ったはずのメールは、なんと過去・一週間前に届いていた。やがて倫太郎と至は大学の講義に出かけるが、そこには死んだはずの紅莉栖がいた。
■感想
オタにはかなり好評なAVGのアニメ化作品。ゲーム内容が「ジョン・タイター」がどうのこうのと、オカルト雑誌「ムー」を読んでいるような人間には思いっきり楽しくなるような設定なのですが、PCゲームをプレイする前にアニメが始まってしまいましたので、ネタバレ覚悟でアニメ視聴開始。
OP曲はいとうかなこ氏。うっはー、やはり5pb.×Nitroplusのゲーム「カオス;ヘッド」と同じです。一気に思い出してしまった。
私は基本的に厨二病とか2ch的ネット用語は大嫌いなのですが、この作品に関してはそれほど気になりませんでした。また「カオス;ヘッド」と比べて電波度も低めで、かなりとっつきやすいように思います。
主人公役の宮野真守氏の演技がなんか良いですね。やはりこの人、スタードライバーとかドッグデイズみたいな快活系ヒーローより、ガンダムOOの「オレがガンダムだ」とか口走るようなちょっと痛い系キャラを演じる方が似合っている感じかなぁ。
とりあえず第一印象はまずまず。いきなり死体が転がるのは「カオス;ヘッド」と同じですが、あれほど痛々しい感じはしないので、結構楽しく視聴できそうです。