感想:アニメ「放浪息子」第10話「10+11 〜Better half〜」/第11話(最終回)「放浪息子はどこまでも 〜Wandering son’s progress〜」


 アニメ「放浪息子」(全11話)の感想です。

■「放浪息子」アニメ公式サイト
http://www.houroumusuko.jp/

 BSデジタル放送・BSフジでの視聴です。

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第10話 10+11 〜Better half〜


■あらすじ

 修一の女装登校以降、修一は周囲から嘲笑された挙句、クラスメートの嫌がらせで教室に入れず、以後保健室登校の身となる。安那も修一の行動が理解できず、「これからは友達として付き合う」と宣言して突き放した。

 やがて秋の文化祭の出し物を決める会議で、またも「創作劇」を行なう事になり、去年修一が書いた「世界中の男子と女子が入れ替わる」話を上演する事になった。修一は「監督」という立場で久しぶりに教室に現われる。下校時、修一は土居と一緒になるが、ついに昔から嫌っていた事をぶちまける。


■感想

 痛々しさ最高潮のキッツイ話。あとサブタイトルの意味がわからん。10+11って何の暗喩?


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第11話(最終回) 放浪息子はどこまでも 〜Wandering son’s progress〜


■あらすじ

 『倒錯劇』の準備の過程で、修一は土居に脚本のセンスが有ると気が付き、手伝いを頼む。それをきっかけに修一と土居の関係は改善に向かい、やがて修一は教室に戻る。

 文化祭当日。安那は舞子たちに無理やり連れ出されて真帆の教室に連れてこられるが、耐えられなくなって逃げ出し、その先で修一と再会する。安那は以前手ひどくふった事を詫びるが、修一は再度告白する。さおりは修一が声変わりしていることに気が付き、修一も普通の男子だったと悟るが、よしのは修一もさおりもだれもが特別な存在だと切り返す。やがて劇が始まろうとしていた。


■感想

 はい。最終回。ふーむ、さすが「変な作品の展示場」としか思えないコミック・ビームの連載作品にして、癖のある作品ばかり放送するというイメージのノイタミナ枠作品でありました。

 正直よく解らん作品でした。多分深いものが色々有るんでしょうけど。さおりが女装した修一を抱きかかえて「好きだった」と過去形で語ったり、修一が声変わりしたりと、「いつまでも子供のままではいられない」みたいなテーマが有るんでしょうけど、テーマとか深遠な狙いとかまで考えなかったので、「癖の強い作品だったなぁ」で締めさせていただきます。


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★最後に疑問点

(1)文化祭の日、「オレが男だなんて誰も気が付いていないっほい」とか言って歩いていたのは誰?

(2)受付の先生が「珍しい」と呟いたのは何のこと?