雑談:ジョークサイト「虚構新聞」のネタがネタで無くなったという話


 愉快な時事ネタジョークを連発するサイト「虚構新聞」は、9/23に以下の様なネタを掲載しました。

音楽配信の雄、リスモくん死去
http://kyoko-np.net/2011092301.html

音楽配信サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」のイメージキャラクター・リスモくんさんが23日死去した。

>田中社長は「リスモくんにはこの5年間大変お世話になったが、そろそろ御役御免の時期でもあった。1曲300円では時代が着いてきてくれない」と厳しい表情で話す。また「Android auとは何だったのか」との質問に対しては「忘れてほしい」と答えた。


 で、10/1に訂正記事が出ました。

>【お詫びと訂正】
>9月23日付で掲載いたしました訃報記事「音楽配信の雄、リスモくん死去 5歳」において、以下の2点で記事が現実化してしまったことをお詫び申し上げます。

> (1)アンドロイド携帯推進フレーズ「Android au」の終了
> (2)音楽配信サービス「Lismo Music Store」の終了

>本来虚構記事を配信するべき本紙において、これら当該部分の虚構が現実になってしまったことは甚だ遺憾であり、今後はこのように記事が現実のものとならないよう、記事のチェック体制を強化するなど、いっそうの注意を払っていく所存です。

 なんというか記事も面白いのですが、現実の方こそジョークみたいな展開になって、より旨味を増すという、なんとも形容しがたい一幕でありました。