雑談:NHK番組「クローズアップ現代」「子どもが語る大震災(2)」(2012年1月17日)

●子どもが語る大震災(2) - NHK クローズアップ現代
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3142

>子どもが語る大震災(2)ぼくらは大津波を生きた

釜石市沿岸部にある釜石小学校。3月11日、年度末の短縮授業で児童はいつもより早く下校し、家でゲームをしたり、友だちと遊んだりするなど、大人の管理下を離れて自由な時間を過ごしていた。大津波にのまれる町を目撃した親や教師たちは、「子どもたちはもうだめ・・・」と覚悟を決めた。

>しかし子どもたちは大人の予想をはるかにこえる行動をとっていた。防災学習の知識をいかし自力で安全な場所へ避難。184人の児童は一人の犠牲も出ることなく全員無事だった。さらに、子どもたちは小さな兄弟の手を引いたり、体の不自由な友人をおぶったり、大人に避難をよびかけるなど多くの命を救っていた。

 いわゆる「釜石の奇跡」について、各生徒たちにその瞬間どんな行動を取ったかを聞き取り調査して徹底分析。子供がホントにしっかりした行動をとっているんですよね(親を待ったりせずにすぐさま避難とか、落ち着いている家族をせかして脱出させるとか、逃げられないと思ったらすぐさまビルの屋上に駆け上がるとか)。

 「ハザードマップを盲信するな」とか「一人でもとにかく逃げろ」とかいろいろ教訓が有ると思うので、「奇跡が起きて良かった良かった」で済まさないで欲しい所ですが…、どうなんでしょうねぇ。無理かなぁ。