感想:アニメ「Another」第3話「Bone Work -骨組-」

アナザー【北米版】

 アニメ「Another(アナザー)」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ Another 公式サイト
http://www.another-anime.jp/

 BSデジタル放送BS11(イレブン)での視聴です。

第3話 『#03 Bone Work -骨組-』


■あらすじ

 鳴の眼帯の下は義眼だった。鳴は唐突に26年前の3年3組の話を始める。その年にクラスの人気者だった女子生徒が事故で亡くなった。しかし以後もクラスメートは亡くなった生徒がいる様に扱い、教師たちもそれに協力した。そして卒業写真には亡くなった生徒の顔が写っていたという。

 恒一は桜木ゆかりに鳴のことを聞くが、突然ゆかりは怯えだし、その話は駄目だと言う。ゆかりや勅使河原は26年前のことを「始まりの年」と呼ぶが、詳しい事を話す事を拒み、来月なら話せると奇妙な事をいう。また「いない者に関わるな」と警告する。

 恒一は亡くなった母親が、26年前に3年3組にいた事を知る。

 恒一はまた鳴と出会う。鳴は病院で亡くなった少女「藤岡未咲」が従姉妹だったという。

 5月のテストが始まった。恒一は鳴が「もし自分が恒一にしか見えないとしたら?」と不気味な問いかけをする。直後桜木ゆかりが教室から出てくるが、恒一と鳴を見ると怯えて階段を駆け下り、足を滑らせて転落する。そして顔面には傘の先が突き刺さっていた。


■感想

 良いよ良いよ、この不気味感覚。不思議少女は謎発言ばかりだし、クラスメートは本当の事を教えてくれないし、身内すらなにか隠し事をしている様な雰囲気。誰一人として信用できません…、どこらへんであの冷静主人公がおかしくなっていくのだろうか。まあ最後まで一人クールに立ち回る気もしますが…

 いよいよ「雰囲気が不気味」だけから、具体的なブラッディな要素も加わってきて実にGood!