アニメ「氷菓(ひょうか)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■TVアニメ「氷菓」オフィシャルサイト
http://www.kotenbu.com/■TVアニメ「氷菓」京アニサイト | 京都アニメーション
http://www.kyotoanimation.co.jp/kotenbu/
■概要
同名の推理小説(原作:米澤穂信/角川の「古典部」シリーズ1作目)のアニメ化作品。ジャンルは学園推理物。
■キャスト
折木奉太郎(おれき・ほうたろう):中村悠一
千反田える(ちたんだ・える):佐藤聡美
福部里志:阪口大助
伊原摩耶花:茅野愛衣
折木供恵:雪野五月
遠垣内将司:置鮎龍太郎
入須冬実:ゆかな
糸魚川養子:小山茉美
十文字かほ:早見沙織
江波倉子:悠木碧
谷惟之:川原慶久
河内亜也子:浅野真澄
善名梨絵:豊崎愛生
善名嘉代:小倉唯
羽場智博:阿部敦
沢木口美崎:伊瀬茉莉也
杉村二郎:入野自由
山西みどり:小清水亜美
澤之上真美子:広橋涼
勝田竹男:秦勇気
尾道先生:山崎たくみ
海藤武雄:小西克幸
クイズ研究会部長:こぶしのぶゆき
クイズ研究会司会:日笠陽子
第1話 伝統ある古典部の再生
■あらすじ
・Aパート
高校一年生の折木奉太郎は、省エネが信条で、部活で頑張るとかバカバカしいと思っている方。しかしOBの姉がかつて所属していた「古典部」が部員無しで消滅しそうになったため、姉の命令でイヤイヤ古典部に入る事になった。ところがたった一人の部員なら部室でのんびりできると思いきや、地元の名家のお嬢様・千反田えるも古典部に入る気満々だった。えるが部室に入ったとき鍵がかかっていなかったのに、奉太郎が来た時には何故か施錠されて閉じ込められていた。えるは謎が気になって仕方なく、奉太郎はえるにせがまれてイヤイヤながら推理し、用務員がえるのことに気が付かずに施錠したと真相を見抜く。
・Bパート
奉太郎は福部から「音楽室に出た幽霊」の話を聞く。えるもその話に興味津々だったが、奉太郎は話を切り出される前に、別の謎「女郎蜘蛛の会」の話をする。この学校には謎のクラブ「女郎蜘蛛の会」があり、密かに部員を勧誘しているらしい。奉太郎・福部・えるは掲示板を調べ、会の秘密勧誘用の張り紙を見つけて処分する。実は会の話は奉太郎のでっち上げで、えるにうるさく付きまとわれないために作り話で気をそらしただけだった。奉太郎は「音楽室の幽霊」は単に部員が放課後寝ていて、起きたところを目撃されただけだと推理する。
■感想
原作は未読。漫画版は既読。およその設定や雰囲気は把握した上で視聴しました。
まあ悪くは無いけど、漫画版がシンプルなのに比べて、アニメは奉太郎が一人でやたらとしゃべり捲るのでちょっとうるさい感じがしました。あと謎解きにタメが無さ過ぎて、拍子抜けと言うか物足りない感じもします。もう少し盛り上げてから謎解きして欲しいところ。
しかし、まあ、漫画とアニメとどちらが原作のテイストに近いのか解らないので、これらはあまり適切な批判ではないかもしれません。
とりあえず悪くは無いので今後も視聴予定。しかし京アニって「日常」とかこれとか題材の選択基準がどうもよく解らないところがあるな…
★おまけ
今回の話は賀東招二センセイが脚本担当でした、というかシリーズ構成まで担当してます。センセ、もう作家というよりアニメ畑の人になってます。何時の間に。