感想:特撮「仮面ライダーフォーゼ」第36話「本・気・伝・歌」(2012年5月20日)


 特撮「仮面ライダーフォーゼ」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

仮面ライダーフォーゼ公式サイト(テレビ朝日版)
http://www.tv-asahi.co.jp/fourze/

仮面ライダーフォーゼ公式サイト(東映版)
http://www.toei.co.jp/tv/fourze/

 地上波・テレビ朝日系での視聴です。

第36話 本・気・伝・歌


■あらすじ

 フォーゼとメテオはカプリコーン・ゾディアーツを取り逃がしてしまった。フォーゼのコズミックスイッチは、仲間との絆がパワーとなるため、JKがライダー部から離れてしまったことで使用不可になってしまう。


 立神は我望に、カプリコーンの「スイッチを共鳴させる力」を利用して、賢吾の父が処分したはずの「コアスイッチ」の所在を探る事を提案した。我望は了承し、立神に幹部ゾディアーツのスイッチを渡す。


 JKはジーンとしての正体を明かし、カプリコーン(五藤)と共にライブの開催を宣言。弦太朗はどこかに出かけてしまったため、流星たちが阻止しようとするが、レオ・ゾディアーツが出現し他の幹部のスイッチを使って様々な姿で攻撃を仕掛けてきたため、メテオは完敗する。やがてJKとカプリコーンのライブが始まり、洗脳状態の観客は熱狂する。そこに弦太朗がギターを持って登場し、JKの父親に習ったギターで演奏する。それを聞いてJKはかつての理想を取り戻し、観客の洗脳も説ける。絆の力を取り戻したフォーゼはコズミックステイツでカプリコーンを倒し、メテオもレオに一点集中攻撃を行い撃退に成功した。


 五藤は我望たちによってゾディアーツなどに関する一切の記憶を消され、普通の生徒に戻った。JKも再度ライダー部員となった。そして我望はカプリコーンの共鳴の力で、コアスイッチが極めて近い場所、おそらく学校の生徒が持っていることを突き止める。


今回のゲスト怪人=カプリコーン・ゾディアーツ(やぎ(山羊)座)


■感想

 レオが色々な姿に変身可能…、うーむ、それってレオが最強という設定を自ら捨てているような微妙な能力ですね。あとコズミックステイツは絆の力で云々ってなぁ、友情パワーで強くなるってキン肉マンみたいだ。

 カプリコーンはギターで攻撃だぁ、って十二使徒も幹部というより色物怪人扱いに…(2回で退場しちゃうし)。ちなみにカプリコーンの着ぐるみの中身の人は「仮面ライダー響鬼」で「轟鬼」をやっていたそうで、ギター攻撃は大得意とのこと。なるほど。

 コアスイッチが(当然のように)学校のどこかに存在していました。今後は、コアスイッチの意味とか持ち主の正体探しとかでまたも盛り上がりそう。よく考えると、フォーゼは「思わせぶりにダラダラ引きずっている謎」が少ないので、「あの謎はいつ解けるんだ?」みたいなストレスが少なくていいですね。理事長の謎のスイッチ集めの目的なんか、ラスト1回で「うはは、私は12個のスイッチの力で宇宙を支配するのだぁ」とか叫んでもらえばそれでOKだし。


■おまけ:ホロスコープスたち

01 スコーピオン・ゾディアーツ(第3話〜第18話)(ダークネビュラ送り)
02 リブラ・ゾディアーツ(第14話〜)
03 ヴァルゴ・ゾディアーツ(第18話〜)
04 キャンサー・ゾディアーツ(第22話〜第28話)(ダークネビュラ送り)
05 レオ・ゾディアーツ(第23話〜)
06 アリエス・ゾディアーツ(第30話〜第32話)(フォーゼに負けて意識不明に)
07 カプリコーン・ゾディアーツ(第35話〜第36話)(フォーゼに負けて記憶を消される)

(未登場:牡牛座、双子座、射手座、水瓶座魚座