感想:特撮「仮面ライダーフォーゼ」第37話「星・徒・選・抜」(2012年5月27日)


 特撮「仮面ライダーフォーゼ」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

仮面ライダーフォーゼ公式サイト(テレビ朝日版)
http://www.tv-asahi.co.jp/fourze/

仮面ライダーフォーゼ公式サイト(東映版)
http://www.toei.co.jp/tv/fourze/

 地上波・テレビ朝日系での視聴です。

第37話 星・徒・選・抜


■あらすじ

 天高で宇宙飛行士への資質をテストする恒例の選抜試験が行なわれることになった。ユウキは早速神頼みに走るが、転入生「エリーヌ須田」はそんなユウキの姿に嫌悪感を露にする。第一次の筆記試験では、賢吾、流星、友子らが合格し、弦太郎とユウキは点数は足りなかったものの、トンチ的なボーナス問題をクリアしたことでお情け的にメンバーに選ばれる。そして合格者21人の筆頭はエリーヌだった。


 続く第一次試験は密閉された空間で72時間作業すること。エリーヌはリーダーシップなど全てにおいて優れた資質を見せ、賢吾もトラブルに見事に対応するが、直後虚弱体質からのめまいで倒れてしまう。そこに突然幹部ゾディアーツ「アクエリアス・ゾディアーツ」が現われ、賢吾に攻撃を加えるが、賢吾は直後体が回復した。弦太郎はフォーゼになって戦うが、アクエリアスは再生能力を持ち、攻撃が全く通用しない。弦太郎は言葉遣いからアクエリアスの正体がエリーヌだと気がつくが、アクエリアスはそのまま消えてしまう。


 エリーヌの父は宇宙飛行士だったが、結局宇宙に飛べないままで終った。エリーヌは父親に代わり宇宙飛行士になる夢に燃えていたが、いい加減な態度のユウキが目障りらしい。また飛行士の資質を持つ賢吾に親近感を抱き、アクエリアスの力で助けたのだった。弦太郎はエリーヌに、ユウキが最後まで残ったらスイッチを捨ててくれと頼む。


 第二次試験はチーム毎に分かれ、与えられた部品を元に3時間でロボットを作るというものだった。弦太郎・ユウキ・エリーヌたちのチームは、またエリーヌがリーダー格となりロボットの設計図をまとめるが、部品が足りないことが解り、ユウキの即興案で設計変更する。完成後のお披露目ではユウキの体を張ったパフォーマンスもあり、高評価を得ることが出来た。そのことにエリーヌはムカつくが、さらに足りない部品をユウキがこっそり隠していたことを見つけ、激怒するとアクエリアスに変身してユウキに襲い掛かった。フォーゼとメテオは迎え撃つが、再生能力を持つアクエリアスには攻撃が全く通用しない。そこにリブラ・ゾディアーツも出現した。


今回のゲスト怪人=アクエリアス・ゾディアーツ(みずがめ(水瓶)座)


■感想

 他局の「宇宙兄弟」と同期を取ったような宇宙飛行士選抜ネタでした。密閉空間でひたすら折り紙とか、共同してロボット作りとか、この辺りしっかり現実の試験の内容を描いていますね。ちょっと感心しました。あと、あの「女子生徒大量誘拐事件」の犯人の羅針盤座ゾディアーツの生徒が、しっかり大手を振って歩いていて、再登場したのには笑ったなぁ。

 アクエリアスですが、やはり実写で「水の質感で髪の毛的な飾りをつける」というのはちと厳しかったか…、怪人にリカちゃん人形みたいな髪の毛がついているようでちょっとマヌケっぽい。やはり絵でないとこの辺りは表現しにくいですかね。


■おまけ:ホロスコープスたち

01 スコーピオン・ゾディアーツ(第3話〜第18話)(ダークネビュラ送り)
02 リブラ・ゾディアーツ(第14話〜)
03 ヴァルゴ・ゾディアーツ(第18話〜)
04 キャンサー・ゾディアーツ(第22話〜第28話)(ダークネビュラ送り)
05 レオ・ゾディアーツ(第23話〜)
06 アリエス・ゾディアーツ(第30話〜第32話)(フォーゼに負けて意識不明に)
07 カプリコーン・ゾディアーツ(第35話〜第36話)(フォーゼに負けて記憶を消される)
08 アクエリアス・ゾディアーツ(第37話〜)

(未登場:牡牛座、双子座、射手座、魚座