感想:アニメ「黄昏乙女×アムネジア」第8話「追憶乙女」


 アニメ「黄昏乙女×アムネジア」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「黄昏乙女×アムネジア」公式サイト
http://www.amnesia-tv.com/

 CS放送・アニマックスでの視聴です。

第8話 『八ノ怪 追憶乙女』


■あらすじ

 夕子は貞一のことを忘れていたばかりか、貞一に怪我をさせたのが自分だと察し、二度と会わないほうが良いと告げる。霧絵は夕子の状態を「アムネジア(記憶喪失)」だと評する。貞一は夕子から避けられた事にショックを受け、自分も夕子を避けるようになってしまう。やがて貞一は怪我から順調に回復していくが、何時の間にか貞一は夕子が見えなくなっており、しかもそのことも意識しなくなっていた。そんな貞一を霧江は責めるが、貞一は何を言われているのか理解できない。ある日、貞一はももえの持っていた怪異調査部のノートに、自分と夕子の名前を書いた相合傘の落書を見つける。貞一はそれをきっかけに夕子のことを思い出し、部室から夕子を連れ出して校舎の屋上で自分を思い出すように懇願する。貞一が夕子に倒れ込んだことをきっかけにして夕子は記憶を取り戻す。霧江は夕子の記憶が今まで何処にあったのかを考え込んでいた。


■感想

 Aパートの暗い展開があるだけに、最後に夕子の記憶が戻ってまた明るくなっても「この明るさも結局どこか歪んだ明るさなんだよなぁ…」とか感じてしまいます。意図しているのかどうか不明ですが、心底天真爛漫なももえの表情をそれまで見せ付けられていただけに、明るくなっても何も安心できないと言うか。

 それはそれとして、なんということだろうか。今まで気がつきませんでしたが、貞一ってももえにも霧江にも夕子にも好かれているハーレム状態じゃないですか。この間までランドセルを背負っていたような子供がもうモテモテに。ムキーッ。なんだか許せないっ。