感想:アニメ「人類は衰退しました」第3話「妖精さんたちの、さぶかる」


 アニメ「人類は衰退しました」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

人類は衰退しました
http://www.maql.co.jp/special/jintai/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第3話 『episode.03 妖精さんたちの、さぶかる』


■あらすじ

 「わたし」の友人「Y」(声:沢城みゆき)は、人類の文化を保存する「ヒトモニュメント計画」の担当者。村にやってきたYは、村のとある人物が残した大量のコピー機とMOを発見するが、MOの中身を調べたところ、中のデータは、既に失われて久しい「漫画」だと判明する。しかもその内容はなんと「男と男がチョメチョメする」というモノだった。その手のモノが大好きなYは歓喜し、コピー機を使ってそのデータを印刷し、簡単な本として発行した。その本は腐り系の乙女たちに大人気となり、Yは本を「似たような傾向の漫画を集めた本」、即ち「同類誌」と名付ける。

 Yは本を村の外にも配布し、乙女達の間には爆発的な同類誌ブームが発生した。YはMOのデータの印刷だけではなく、同類誌好きの乙女たちに新作を描いてもらい、次々と新刊を発行した。やがて、他の村でも同じような本が作る追随者が次々と現れ、本を発行する「サークル」間でライバル関係が出来上がる。Yは同類誌の本家のプライドをかけて村で同類誌の頒布イベントを企画し、それは大成功を収める。

 ある日、「わたし」は奇妙な同類誌を見つけて開いたところ、真っ白な空間に吸い込まれてしまう。そこには既にYもいた。「わたし」はそこが「漫画のコマ」だと推測する。


■感想

 ウププッ。いやぁ、さすが田中ロミオ大先生。これですよ、こういう内容を待っていたんだ〜。

 アニメ第1・2話はまったくノレなくて、今回もダメだったら見捨てようと思っていましたが、とんでもハップンの大逆転でした。今後もこの調子なら期待が持てますな。


★おまけ

 サブタイトルがアニメ本編と公式サイトで記載が違う…

アニメ本編では
 →『episode.03 妖精さんたちの、さぶかる』

公式サイトでは(http://www.maql.co.jp/special/jintai/story/3.html)
 →「妖精さんたちの、さぶかる episode1」

 アニメ本編のほうは「episode」を「第×話」の意味で使っているのに、公式サイトのほうは「〜さぶかる 前編/後編」という意味で使用しているらしい…、混乱するので早く統一して欲しいものですな。