感想:NHK番組「巨大戦艦 大和 〜乗組員たちが見つめた生と死〜」(2012年8月11日)

●巨大戦艦 大和 | NHK 夏の特集番組・注目番組 夏ナビ
http://cgi2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=12n720120811

>昭和20年4月6日夕刻、戦艦大和は、山口県徳山湾沖から出撃。乗組員に命じられていたのは、再び生きて帰ることが望めない「特攻」でした。しかし大和は、目的地に達する前に米航空機の集中攻撃を受け、持てる能力を充分に発揮できないまま沈められ、3000人を越えるおびただしい死者を出しました。彼らは息子であり、夫であり、父親でした。なぜ大和は、「死」を前提とした「特攻」を命じられねばならなかったのでしょうか。


戦艦大和の誕生から最期までを、ごく少数となった元乗組員の貴重な証言を軸に記録するとともに、「特攻」へと突き進んでいった海軍上層部の議論を掘り起こし、朗読ドキュメントとして伝えます。また、大和に4人の乗組員を出し、3人の死者を出した小さな村を訪ね、そこで起きた悲劇を、証言と再現ドラマを交え詳細に描きます。


>さらに、他に例を見ない巨大な主砲のメカニズムをCGで表現するなど、巨大戦艦・大和をあらゆる角度から描き、多くの人を巻き込んだ悲劇の全体像に迫ります。


>なお番組では、若手の人気俳優、瀬戸康史さん(24歳)をナビゲーターとして起用。若き乗組員たちと同世代の瀬戸さんが、大和に関連した土地を訪ね、その先々で当時の乗組員たちから話を聞き、亡くなった乗組員たちの手記や遺書を朗読するなど、乗組員たちの心の軌跡をたどり、今を生きる若い人々に、その葛藤や苦悩などを伝えます。

 衛星放送・NHK BSプレミアムでの視聴です。(放映:8月11日(土) 19:00〜22:00)


■ナビゲーター
 瀬戸康史


■キャスト
 津川雅彦(宇垣纏),佐野史郎,谷村美月,高橋和也,長谷川初範,斎藤歩,岡田浩暉,辻本祐樹,黒田福美,岸田タツヤ


■内容
・第一章 決戦兵器大和の誕生
・第二章 家の誉、村の誉
・第三章 戦場の“大和ホテル”
・第四章 ゆらぐ“浮沈神話”
・第五章 人間デ在ル可キカ 軍人デ在ル可キカ
・第六章 大和ハ死ニ場所ヲ得タ
・第七章 沖縄特攻 乗組員たちの闘い
・第八章 洋上の生と死と
・第九章 失われた命 残された命
・第十章 誉の村の戦後
・終章 戦後67年 それぞれの“大和”


中身は
・大和の生き残りへのインタビュー
瀬戸康史の一人語り+生き残りなど関係者を訪問
・再現ドラマ
を混ぜ合わせて。


■感想

 まあこの時期にありがちな終戦特集という感じですが、インタビューだけではなく再現ドラマも入れていて、3時間の長丁場を退屈させずに見せてくれました。それにしても90前後なのに元気な人がいてびっくり。