感想:アニメ「境界線上のホライゾンII」第8話「高所の決定者」


 アニメ「境界線上のホライゾンII」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

境界線上のホライゾン
http://genesis-horizon.net/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第8話 高所の決定者


■あらすじ

 聖譜暦1648年5月29日。武蔵と英国トップが会談しているところに、トレスエスパニアの立花・ギンとベラスケスが乱入し、ベラスケスは武蔵がかつて殺されそうだったホライゾンを救ったように、今度はブラッディメアリを救うため英国と戦えと難癖をつけてきた。しかしホライゾンはメアリは自ら死にたがっているのだから、戦う理由は無いと切り返す。その上で、メアリを助ける明確な理由が有れば救援に向かうと宣言する。

 さらにそこにP.A.ODAの前田・利家(別名傭兵王ヴァレンシュタイン)がなんだかんだと武蔵にけんかを売ってくるが、結局英国は雇っていた利家を切り、武蔵と同盟を結び、武蔵が無敵艦隊と戦うことで合意した。

 会談の後、エリザベス女王は正純を「アヴァロン」へ連れて行き、過去の自分たちの姿や、末世で発生した「怪異」を見せる。

 トーリは刺さっているエクスカリバー・カリバーンを(全裸で)引き抜こうとして失敗するが、身内の誰かが抜いてくれると明るく宣言した。点蔵はメアリを助けようと密かに準備を進めていた。


■感想

 また国が増えた…、P.A.ODAとかM.H.R.R.とか混乱のネタが増えすぎです。しかしまあ、30年戦争の歴史は(ゲームのヒストリカルノートで)読んだ事が有るので、ヴァレンシュタインとか馴染みの名前である程度見当がつきます。グスタフ・アドルフとかもそのうち出てくるのでしょうかね。

 今度のシリーズは(相変らず用語は難解ですが)、ストーリーは第一期と比べればそれなりに話が解りやすくて助かります。今シリーズの着地点は「武蔵が歴史通りスペイン無敵艦隊をブチ破って、最後にヴェストファーレン会議参加目指して旅立つ」くらいだろうと見当がつきますからねぇ。不明なのは「メアリが助かってどうなるか」くらいですか。

 しかし何故トーリはひたすら全裸なんだ…


★おまけ1

 「エクスカリバーは知っているけど、カリバーンって何?」とウィキペディアを調べたら、ちょっと勉強になってしまった。あと「エクスカリバーの鞘を身に付けていると不死身」云々の設定は「Fate/zero」が適当にでっち上げた設定ではなく由緒正しい伝承だったのですね。


★おまけ2

 あの公式サイトのキャラの検索性の悪さは勘弁して(タダでさえ登場人物が多いアニメなのに、新キャラの探しにくい事といったら無い…。デザインした人はWEBデザイナーとして最低ランクだと思うよ、ホント。