感想:少年漫画誌「別冊少年チャンピオン2012年12月号」(2012年11月12日発売)


 発売日:2012年11月12日(毎月12日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

秋田書店別冊少年チャンピオン
http://www.akitashoten.co.jp/index/

---------------------------------------
少年Y 原作:ハジメ 作画:とうじたつや

 新連載。サスペンス。主人公の転校生が「クラスに馴染めるか」とか色々気にしながら初登校日を迎えるが、教室で生徒から教師からが突然死んでしまい…

 …、また来たよ、こういう憂鬱系漫画が…、「ゾンビ物」とか「バトルロワイヤル」とかみたく、主人公が理不尽かつ極限の状況に追い込まれる系ですが、既にそういうのは「魔法少女・オブ・ジ・エンド」が有るじゃん…



ハダカノタイヨウ 吉木まさかず

 漫画部に新キャラ登場。天然ボケっ子に見えて、実は「頭に浮かんだイメージをそのまま描ける」という凄い才能の持ち主みたいで…



眠らないでタエちゃん 中村ゆきひろ

 なんとタエちゃんが始終うつらうつらしているのは「夜中にゲームをしているから」でした…、当然「夜は寝ろ!」と突っ込みたくなる訳ですが、それを実行したところ、それはそれでお笑い展開に。



ブラック・ジャック創作秘話 〜手塚治虫の仕事場から〜 原作/宮崎 克 漫画/吉本浩二

 週刊少年チャンピオンの編集者で1970年代後半の黄金時代を支えた人のお話。「がきデカ」とか「恐怖新聞」とか「百億の昼と千億の夜」とか「くるくるくりん」とか「あんどろトリオ」(笑)とか、あの当時の話題作を仕掛けた切れ者のお話でした。

 …、週チャンが250万部売れた時代があったって? ブラックジャックと初代ドカベンとでそれだけたたき出したのかな? 多分今は30万部くらいだと思うけど。

---------------------------------------