感想:少年漫画誌「別冊少年チャンピオン2013年5月号」(2013年4月12日発売)


 発売日:2013年4月12日(毎月12日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

秋田書店別冊少年チャンピオン
http://www.akitashoten.co.jp/index/

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みつどもえ 桜井のりお

 「保健の先生がコンタクトにしたので、メガネ好きなやべっちがなんとか元に戻そうとする話」と「三女さんがポートボールのゴール役になる話」の二本。

 あっれ、久しぶりにみつどもえが面白いんですけど。特に前半のほうは保健の先生がやべっちを凄い軽蔑した目で見るとか、全盛期のみつどもえの片鱗が感じられて「作者って心の病から抜け出せたのかも」とか思わずにはいられませんでした。まあ作者が心の病とかいうのは私の勝手な思い込みですけど。



ハダカノタイヨウ 吉木まさかず

 あのコミピュアから長い年月が経ちました。冥士部長はスカウトされて、今はプロとして週刊雑誌に「魔法少年漫画」を描いています。そこに太陽や姉崎さんたちが激励にやってきて、プロの仕事っぷりに刺激を受けます。そして漫画の賞に応募しよう、ダメなら漫画は諦める、という流れに。次回最終回。

 ………、絶句。前回の展開を見て『プロへの道という新展開に突入しそうです。楽しみ。』と書いたのですが、いきなり風向きが変わっていて打ち切り一直線の流れに…、んなアホな! 面白い漫画だったのに、何故こんな妙な流れでおしまいにならにゃいかんのだ。なんてこったい。



しこたま ニシカワ醇

 ヤンキーの学校と試合が続きます。ヤンキーたちにもそれなりにドラマがありました。

 なんかマジもんで野球漫画として面白いですぜこれ。
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