感想:少女漫画誌「LaLaDX(ララデラックス)2013年7月号」(2013年6月10日発売)


 発売日:2013年6月10日(偶数月10日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

■公式サイト→ララ→ララデラックス
http://www.hakusensha.co.jp/lala/mag_laladx/now.html

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>●男→女!! ショッキングラブ
>小椋アカネ
>彼女になる日
>幼なじみの奴がある日突然、女になったら…!?


 ある日主人公君の親友が倒れて、「女になって」戻ってきました(そういうことがままあるという世界観)。主人公君は小学生時代に色々有って女の子が苦手なのですが、美女になってしまった親友が「よーし、じゃ俺の体で女に慣れろ」とか言ってきます…


 白泉社は7月から「コミック一冊丸ごと描き下ろし」を始めるそうで、第一陣がこの作品です(コミック情報→ http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784592193975)。特別に第一話は雑誌に載せます、ということですね。

 まんまこれとそっくりのストーリーを、過去に少年誌と成年向け誌でそれぞれ一回ずつ読みましたが、この人の絵柄でやられるとグッと来ますねぇ。ウン十年ぶりで花ゆめコミックを買いたくなったです。この雑誌で文句なしの一等賞です。



エリオットの魔法 九

 ファンタジー物。王に仕える「人の心を自由に操る魔法使い」(けっこうイケメン)が突然引退を表明。お城に勤めていたメイドさんが何故か指名されて魔法使いのところで働くことに。メイドさんは「地位も名誉もある王宮勤めを何故辞めたの?」と不思議なのですが…


 魔法の行使には代償が必要で、魔法を使うたびに記憶がどんどん消えてしまい、今では親のことも思い出せない云々という設定。最後はメイドさんが、魔法使いを連れ戻しに来た第二の魔法使いを撃退してめでたしめでたし。設定はありがちながら、絵も話も良し。この方向で伸びていただきたいところです。
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