感想:アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA-」第10話「その身を捧ぐ」


 アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA(アルス・ノヴァ)-」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」公式HP
http://www.aokihagane.com/

 BS日テレでの視聴です。

第10話 『10 その身を捧ぐ』


■あらすじ

 イ401はイ400・402の攻撃で大損害を受け、さらに魚雷に仕込まれていたプログラムにより自己修復もままならないま海溝の奥底へと沈降していった。イオナは衰弱する群像の命を助けるためある決断を下す。一方、タカオに乗艦していた残りのメンバーは、イ401が撃沈された可能性が高いと知り沈み込んでいた。タカオは群像を求め、メンタルモデル単身でイ401捜索に向かい、海底でイオナが自分の船体を分解して群像の生命維持にあてている姿を見る。それを見て、イオナに勝てないと悟ったタカオは、自分の艦体を分解してナノマテリアルイオナに供給し、イ401はタカオと融合した姿で再生した。

 コンゴウはイ400・402からイ401が復活したことを知らされて歓喜し、今度こそ自分の手でイ401を撃沈すると息巻く。しかしイ400・402からは、そのような反応こそイ401に影響された状態だと指摘され、艦隊旗艦を解任されてしまう。狼狽するコンゴウは、さらに今まで共に行動していたメンタルモデル・マヤが、イ400・402がコンゴウ監視のために配置していた単純なプログラムだったと知らされ愕然とする。


■感想

 ストーリーを詰め込むため今回はオープニング曲もエンディング曲もなし。

 もう原作とは縁もゆかりもない(?)展開に突入しましたが、ドラマチックなストーリー展開が素晴らしい。パイプオルガン風の荘厳なBGMを背景に、イオナとマヤの決断、さらに自信満々だったコンゴウが追い込まれていく流れなど、見所満載。タカオの「勝てるわけが無い」云々の台詞が印象的。

 残り2回。