感想:アニメ「バディ・コンプレックス」第9話「カップリングシステム」


 アニメ「バディ・コンプレックス」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

バディ・コンプレックス アニメ公式サイト
http://buddy-complex.jp/index.html

 BS11での視聴です。

第9話 カップリングシステム


■あらすじ

 ハワイ基地目前までたどり着いたシグナスに、カップリングシステムの開発者でエルヴィラの師でもあるドクター・フェルミが来訪した。フェルミは実戦投入されているシステムを見学に来たのだった。一方、青葉は「雛」だと思っていた相手が「ヒナ」という全くの別人だったと知り、自分の時代に戻る手がかりが無くなった事にうちひしがれていた。その態度にイラつくディオは青葉と大喧嘩を始め、二人とも牢に入れられる。

 そんな二人をフェルミが見舞い、二人にカップリングシステムの解説をする。システムはカップラーの脳を並列接続して能力を拡大するものだったが、そのためには完璧な一致が必要で、信号が相手に届く際のナノ秒単位の遅延も許されないという。そして解決手段として、「信号を遅延分のナノ秒だけ未来にタイムリープさせ、それによって遅延をゼロにしている」と説明するが、ディオは冗談を言われたのだと思い笑い飛ばす。

 やがてゾギリア軍がシグナスを襲撃してくるが、今回は後の無いマルガレタが陣頭指揮をとっていた。マルガレタはカップリングの持続時間が300秒だと知り、シグナスに大量のミサイルによる攻撃を仕掛ける。ルクシオン・ブラディオンはミサイルの迎撃に手一杯のまま、カップリング出来る300秒を使い切ってしまった。しかし二人は理論の限界値を超え、さらにカップリングを持続し、ミサイルを全て打ち落とした。マルガレタ機は撃墜されるが、ガラントに救助され撤退していった。シグナスはハワイ基地に到着するが、フェルミは戦いに巻き込まれて死んだ。マルガレタは更迭され、代わりに増援としてヒナの父親が到着した。


■感想

 色々中身の濃い回でした。

 まずは、僅か一回で退場したフェルミ博士ですが、残した手がかりは一杯。いきなりタイムリープとか言い出すし。これ一体話とどう繋がってくるの? あと死ぬ際にわざとらしくチラッと見えた写真はどういう伏線なのか(実は写っているのは青葉の妹で、カップリングの基礎の開発者だったとかそういうのだったりして)。


 「おいメソメソ!」「シスコンが!」という罵倒合戦はちょっと笑いましたが、カップリングの限界時間を越えて戦闘を継続するシーンは燃えた! なるほど、こういうシチュエーションのためにヒーロー系のロボットのデザインにしてあったですなぁ。


 あとはマルガレタたんがクビになる代わりに、敵のカップリングシステム開発者だのヒナの親父さんだのゾロゾロ出てきて。


 ということで、とても1クールで終わるアニメに思えないんですが、どういう秘策が有るんでしょうか。「続きはOVAでね」とかいう手かもしれませんが。



★おまけ

 主題歌「UNISONIA」を歌っている人のインタビュー。昔はJ-POPの人だったそうで。

●元「月9」歌手がアニソンで再デビュー!! 『バディ・コンプレックス』主題歌に込めたTRUEの“アニメ愛”と“アニソンの理想像”(1/5)|おたぽる
http://otapol.jp/2014/02/post-607.html