感想:アニメ(新番組)「selector infected WIXOSS」第1話「この奇跡は兢々」


 アニメ「selector infected WIXOSSセレクター・インフェクテッド・ウィクロス)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■オリジナルTVアニメ『selector(セレクター) infected WIXOSS』公式サイト
http://selector-wixoss.com/

■商品情報|WIXOSS-ウィクロス-|タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 原作無しのオリジナル作品。カードゲーム「WIXOSS」(タカラトミー)と連携したアニメ。ジャンルはサスペンス系。


■キャスト
小湊るう子:加隈亜衣
タマ:久野美咲
(他のキャストは後述)

第1話 この奇跡は兢々(きょうきょう)


■あらすじ

 何故か祖母と二人暮らしの中学生「小湊るう子」は、転校して以来友達がいない。それを心配した兄はるう子に女子中学生の間で流行しているカードゲーム「ウィクロス」を渡し、友達作りのきっかけにするように言う。るう子がルールを読んでいると、カードの中に描かれている女の子が何か喋っているので仰天する。女の子はカードバトルをしたいらしい。

 翌日、るう子がウィクロス持参で学校に行くと、知らない生徒「紅林遊月」がいきなりバトルを申し込んできた。彼女はカードの声が聞こえる「セレクター」で、るう子も同じだといい、強引にバトルに誘う。「セレクター」は「ルリグ」というカードキャラの声が聞こえる文字通り選ばれた存在で、セレクター同士の戦いに勝利し続ければ、最終的に「ムゲン少女」というどんな願いでも実現できる究極の存在になれるという。しかし3回敗北すれば、バトルからは脱落してしまう。遊月は素人のるう子をカモにしようと強引にゲームを開始し、るう子は自分のルリグを「たま」と名づけて応戦するが、素人にもかかわらず経験者の遊月を圧倒する。しかし、途中で昼休みが終わったため時間切れでバトルは勝敗無しのノーゲームになる。(遊月は自分の双子の兄か弟かと結ばれたいと思っているらしい)。放課後るう子は遊月を家に誘い、友達的な関係となる。


■感想

 女の子+カードゲーム+話しかけてくるカードキャラ、という事で「ファンタジスタドール」を連想しますが、方向性は全く逆。とにかく画面の空気が薄暗く、いかにもこれからひどい事が起こりそうな雰囲気が全開。しかも「勝ち進むと最後には何でも望みがかなう」とか「奇跡」とか上手い事を言っていますから、某魔法少女的に後半詐欺的展開が待っているのはもう確実です。遊月なんか、そりゃあもうメチャクチャ酷い目に合わされるのは間違いなしですよ。あまつさえ、スタッフを良く見たら、「シリーズ構成:岡田麿里」氏とな……、こりぁ合いそうに無い……

 もう少し見てみますけど、多分ルリグが「キ○ウべ○」的立場でセレクターたちを絶望に叩き込むアニメだと思うので、先に期待はしません。


★おまけ

 サブタイトルが読めなかった……、「きょうきょう」だそうですよ、びくびくのことだそうで。いきなりこれまた暗いタイトルですこと。


★キャスト情報の続き
紅林遊月:佐倉綾音
花代:川澄綾子
植村一衣:茅野愛衣
緑子:高橋未奈美
蒼井晶:赤粼千夏
ピルルク:大西沙織