感想:アニメ「グラスリップ」第9話「月」


 アニメ「グラスリップ」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「グラスリップ」公式サイト
http://glasslip.jp/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第9話 月


■あらすじ

 透子は、美術準備室で恐ろしげな「未来の欠片」を見て以来考え込む事が多くなり、事情を知らない妹の陽菜は心配気味。一方駆は「未来の欠片」が聞こえなくなっている事に気がつき、透子に再度一緒に美術準備室に行って欲しいと頼むが、駆に怖れを抱く透子は拒絶する。同じ頃、祐(茶髪)に幸(病弱メガネっ娘)からのメールが届くが、そこには「夢十夜」としか書かれていなかった。祐は姉から、これが夏目漱石の小説のタイトルだと聞き、本を捜して読み始める。

 ある日、透子に幸から、入院前に話していた「約束の場所」に行きたいと連絡が来る。幸はメールでその場所「麒麟館」(市民の憩いの施設的なもの)に祐も呼び出し、文面には一緒に「名人伝」と書かれていた。麒麟館では、幸は透子と祐に頼み込んで閉鎖後まで隠れて残ってもらう。透子と祐は幸がこうまでして残った理由が「ここから月を見せたかったから」だと知り、あっけに取られるが、透子は思わず「月が綺麗」と口にする。祐は覚えたての知識で、夏目漱石は英語の「I love you」を「月が綺麗」と訳したことを披露するが、幸はそれが自分の透子への気持ちだという。


■感想

 うっは〜、一気に百合ストーリーになって凄く楽しくなってきた。幕開けの頃からは想像もできないようなレベルアップぶり。