アニメ「冴えない彼女の育てかた」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■TVアニメ『冴えない彼女の育てかた』公式サイト
http://www.saenai.tv/
■概要
同名ライトノベルのアニメ化作品。ジャンルは学園青春モノ。原作者であり、エ●ゲーライターとしても有名な丸戸史明氏が自らアニメの脚本を書いています。
■スタッフ
原作・シリーズ構成・脚本:丸戸史明(ファンタジア文庫/株式会社KADOKAWA 富士見書房BC)
キャラクター原案:深崎暮人
監督:亀井幹太
キャラクターデザイン、総作画監督:高瀬智章
制作:A-1 Pictures
■キャスト
安芸倫也:松岡禎丞
澤村・スペンサー・英梨々:大西沙織
霞ヶ丘詩羽:茅野愛衣
加藤恵:安野希世乃
氷堂美智留:矢作紗友里
波島出海:赤粼千夏
波島伊織:柿原徹也
第1話 『#0 愛と青春のサービス回』
■あらすじ
「安芸倫也」は製作中の同人ゲーム用のロケハンのため、製作スタッフの「澤村・スペンサー・英梨々」「霞ヶ丘詩羽」「氷堂美智留」、そして「主役」の「加藤恵」たちとともに出かけるが、スタッフに良いようにおもちゃにされる。
脚本 丸戸史明
■感想
※以下、辛口の感想になっておりますので、本作品が好きな方はご注意ください。(ホントに辛口です)。
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原作小説未読。漫画版(雑誌連載)は数回読んだものの興味を喪失して脱落。
『もしかして原作者が自らシナリオを書いたアニメなら、作品の魅力が引き出されて面白く感じるのでは?』とか期待して視聴してみたら……、うっひょー、壮絶に裏切られちまったぜぇ〜。
登場キャラの口から「初回にサービスシーンのあったあのアニメってあれダメだったよねぇ」とか語らせながらいきなりヒロインたちの温泉シーンを見せたり、同様に「貴方の書いたシナリオはモノローグが説明くさい、もっと自然にキャラに掛け合いで説明を……」とか言わせながら、自分たちがそれを実践して見せたり、と、いわゆる「メタ」な回。本来の原作の初回の前に、話題作り的に入れられた回の模様で、だから「#0」な訳です。
こういうメタギャグも、ツボにはまれば「ギャハハハハ、初回サービス回のアニメを批判しているこのアニメ自体が初回サービス回やんけ!」とか突っ込んで面白がれたのかもしれませんが、あいにくと私のストライクゾーンからは遠く遠く離れておりまして、「ハイハイ、こうやってウケを取りたいんですね、はぁ(ため息)」と白けまくって、そのあと怒りが込み上げてきました。
まあ漫画版である程度話を知っていて、大して面白くなりそうに無いのも見えているし、その上初回からこの仕打ちなので、もう今回で縁切りさせていただきます。やはりノイタミナアニメに当りなし、でしたわ。