感想:NHK番組「NHKスペシャル」『日航ジャンボ機事故空白の16時間〜"墜落の夜"30年目の真実〜』(2015年8月1日(土)放送)


 NHK番組「NHKスペシャル」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHKスペシャル
http://www.nhk.or.jp/special/index.html

 NHK総合での視聴です(放送日:2015年8月1日(土) 21:00〜21:49)。

日航ジャンボ機事故空白の16時間〜"墜落の夜"30年目の真実〜


■番組内容

NHKスペシャル日航ジャンボ機事故空白の16時間〜"墜落の夜"30年目の真実〜
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0801/

>犠牲者520人、生存者4人。単独の航空機事故としては史上最悪となった日航ジャンボ機の墜落事故から8月で30年。事故原因が様々な角度から検証されてきた中で、ほとんど顧みられてこなかったのが群馬県御巣鷹山の墜落現場を発見するまで関係機関の動きである。


>墜落から生存者確認までに要した時間は、国内の事故としては異例の長さとも言える「16時間」。さらに救えた命は本当になかったのか。各機関の内部資料や当事者たちの初めての証言から、様々な事実が浮かびあがってきた。


>番組では、これまで明らかにされてこなかった事実の発掘を通して、巨大事故が日本社会に今なお突きつけているものを凝視していく。

 1985年8月12日に発生した日航ジャンボ機墜落事故。夕方に墜落してから翌朝に救助隊が到着するまで16時間かかっており、救助が適正に行なわれたのかと疑われてきた。


 実は墜落直後、警察に民間からの連絡で墜落場所を知らせる情報が届いていたが、それは結局活用されなかった。また自衛隊はヘリで墜落現場を確認していたが、当時はGPSが無かったため、正確な地点が特定できなかった(概算である程度の位置はつかめていた)。


 その後、警察から「墜落したのは御座山」という情報が入り、警察・自衛隊日本航空・マスコミ総てが御座山に向かうが、どうしても墜落場所が発見できなかった。実は墜落したのはそこから8キロはなれた御巣鷹山で、結局夜が明けるまで捜索隊はそれに気がつけなかった。もっと早くついていれば、より多くの人の命を救えたかもしれません。



■感想

 「30年目の真実」とかいうからどんなすごい話が見つかったのかと思ったら、「警察とか自衛隊の連携がイマイチだった」というそれだけでした。うーん、拍子抜け。