【映画】感想:劇場アニメ「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)


借りぐらしのアリエッティ [DVD]

金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ http://www.ntv.co.jp/kinro/index.html
放送 日本テレビ。2017年7月7日(金)

【※以下ネタバレ】
 

米林宏昌監督の最新作「メアリと魔女の花」がいよいよ7月8日に公開!「2週連続 夏はジブリ」の第1弾にお届けするのは、米林監督の長編アニメデビュー作だ。主人公は、古い家の床下に住み、人間から必要なものを「借り」て暮らしている小人のアリエッティと、偶然彼女を見つけた少年・翔。物語はひっそりと、しかし一生懸命に生きているアリエッティ一家の生活を丁寧に追いながら、好奇心旺盛なアリエッティの冒険と翔との「絆」を描き出していく。アリエッティと翔を演じた志田未来神木隆之介に加えて、大竹しのぶ竹下景子三浦友和樹木希林ら豪華キャストの名演は必聴! 物語に込められた深いテーマが胸を打つと同時に、気持ちがほっこり温かくなる優しいファンタジーだ。

 

あらすじ

 ある郊外の屋敷には、三人の小人の家族が、人間に知られないようにひっそりと暮らしていた。彼ら「借りぐらし」は、食料などを人間の家から「借り」ることで暮らしを維持していた。ある日、屋敷に心臓病の少年「翔」がやってくる。借りぐらしの少女「アリエッティ」は、ある夜初の「借り」の日に翔に姿を見られてしまい、慌てて逃げ出す。

 翔は小人の存在を知り、彼らと接触しようとするが、アリエッティ父親ポッドは無視するように指示する。借りくらしは人に存在を気が付かれたら、家を出ていくという掟があった。アリエッティは翔のところに行き、窓越しに自分たちにかまうなと頼む。

 やがて屋敷のお手伝いさんが、小人の存在に気が付き、アリエッティの母親ホミリーを捕まえ、さらに他の小人も捕まえようと、ネズミ駆除業者を呼び寄せる。アリエッティは翔に頼んで協力してもらい、母親を救い出す。

 結局、アリエッティ一家は、別の住む場所を求めて屋敷を離れた。それに気が付いた翔が追いかけてきて別れの挨拶をする。最後、アリエッティたちがやかんの船で川を下っていくシーンで〆。


感想

 評価は○。

 基本的にジブリアニメってあんまり好きじゃなくて、特に宮崎アニメは構えて見てしまうので疲れるのですが、この作品だけはすごく好き。話の中身は特にないのですが、雰囲気が実に良い。最後のお別れのシーンも印象的だしね。髪を下ろしたアリエッティ、可愛いです。
 

https://kinro.jointv.jp/lineup/20170707
借りぐらしのアリエッティ 2017.7.7 よる9時~11時4分放送

メアリと魔女の花」を手掛ける米林宏昌監督の記念すべき長編アニメーションデビュー作!


穏やかな老婆・貞子(竹下景子)がお手伝いさんのハル(樹木希林)と共に暮らす東京郊外の古い一軒家。その家の床下には、ある秘密があった。そこには、好奇心旺盛な小人の少女・アリエッティ志田未来)と厳格な父のポッド(三浦友和)、心配性の母・ホミリー(大竹しのぶ)が長年住み続けていたのだ。彼らにとって一番大切なルールは「人間に姿を見られないこと」。家族3人は、貞子の家から食料や衣類など生きていくために必要なものをほんの少しだけ“借り”ながら、ひっそりと生活してきた。

夏のある日、貞子の姉の孫で心臓が弱い翔(神木隆之介)が彼らの家にやってきた。外交官の母が不在の間、貞子と一緒に暮らすことになったのだ。その夜、初めてポッドと一緒に“借り”に出かけたアリエッティは、うっかり翔に姿を見られてしまい―!?



声の出演
アリエッティ> 志田未来
<翔> 神木隆之介
<ホミリー> 大竹しのぶ
<貞子> 竹下景子
<スピラー> 藤原竜也
<ポッド> 三浦友和
<ハル> 樹木希林



スタッフ
<監督> 米林宏昌
<原作> メアリー・ノートン 「床下の小人たち」(林容吉訳・岩波少年文庫刊)
<企画・脚本> 宮崎駿
<脚本> 丹羽圭子
<音楽> セシル・コルベル
<プロデューサー> 鈴木敏夫
<制作> 星野康二
作画監督> 賀川愛 山下明彦
美術監督> 武重洋二 吉田昇
<色指定> 森奈緒
<映像演出> 奥井敦
<音響演出・整音> 笠松広司
<アフレコ演出> 木村絵理子
<主題歌> 「Arrietty’s Song」 作詞:セシル・コルベル 日本語訳詞:伊平容子 作曲:サイモン・キャビー/セシル・コルベル 歌:セシル・コルベル

 

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