【映画】感想:劇場アニメ「メアリと魔女の花」(2017年:日本)

メアリと魔女の花 ブルーレイ(デジタルコピー付き) [Blu-ray]

メアリと魔女の花』公式サイト http://www.maryflower.jp/
放送 日本テレビ系 2018年8月31日(金)

【※以下ネタバレ】
 

夏の終わり、少女は一夜の冒険で勇気を見つける…
魔法と冒険のファンタジーがテレビ初放送!

 

あらすじ

 メアリ・スミスは、家庭の都合で田舎に住む大叔母シャーロットの家に引っ越してきたが、何も無い田舎の暮らしは退屈至極だった。しかしある日、森の中で古ぼけたホウキを見つけ、さらに近くに咲いていた花「夜間飛行」の汁がホウキな触れたところ、突然ホウキが空を飛び始める。

 メアリはホウキに乗って雲の中に浮かぶ魔女の国にたどり着くが、魔法学校「エンドア大学」の生徒だと間違われる。校長マダム・マンブルチュークや科学者ドクター・デイは、メアリがずば抜けた魔法の才能の持ち主だと勘違いして歓待する。メアリはマダムの部屋で偶然魔法の本を見つけ、なりゆきでそのまま持ち出してしまう。

 直後、マダムはメアリが魔女ではなく、魔法の花で魔力を得たただの人間だと気が付き、メアリの知人の少年ピーターを誘拐して、メアリに魔法の花を持ってくるように要求する。メアリは花を持ってエンドアに舞い戻るが、花は取り上げられピーターと共に監禁される。

 二人は逃走を試みるものの、ピーターは再度捕まり、メアリだけが脱出に成功する。メアリはホウキに連れていかれた魔女の家で、大叔母シャーロットが魔女だったことを知る。シャーロットはかつて若いころエンドアの生徒だったが、マダムとドクターが魔法の花の存在を知り、怪しげな研究に没頭していくのを見て、花を持ち出して大学から逃走したのだった。

 メアリはシャーロットから最後の魔法の花を受け取り、ピーター救出のためエンドアに突入する。マダムとドクターはピーターを実験台に、あらゆる魔法が使える人間を生み出す実験を敢行していた。しかし実験は失敗し、生み出された怪物が大破壊を行い始める。メアリはピーターに魔法の本を手渡し、魔法の本に書かれていた「全ての魔法を消滅させる魔法」を発動させることで怪物を消滅させる。

 そしてメアリとピーターは元の世界に戻ってめでたしめでたし。

感想

 評価は○。

 少年少女がファンタジー世界で大冒険を繰り広げる、ファミリー向けの作品としてはまずまずの映画。きれいな絵と山あり谷ありのストーリーでそれなりの満足度が得られました。夏休みあたりに見る映画としては悪くないと思いました。

 元々スタジオジブリにいた監督が、ジブリ閉鎖後初めて作った映画という事のようで、「キャラデザ」「絵の動き」「ストーリー」「声優の人選」の全てにおいてジブリ風味……、まあパクリ云々ではなく、今までの仕事で体得した物を出せばこうなった、という事だと思うので、別に問題ないと思います。
 
 

おまけ

 ネットだと意外と評判が悪いのですが、それが「ジブリ作品と比べて」云々という、映画単体ではなく、それ以外のメタ情報というかそういう物を持ち出しての批判なので全然共感できない。映画単体で面白ければいいんじゃないでしょうかね。
 
 

https://kinro.jointv.jp/lineup/20180831
2018.8.31 よる9時~10時54分放送
メアリと魔女の花



ココがみどころ!!
「夏のスーパーアニメ祭り」トリを飾るのは
スタジオポノック第1回長編作品


「夏のスーパーアニメ祭り」もいよいよラスト! 最後に登場するのは、8月24日公開の「ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-」を手掛けた、スタジオポノックの第1回長編作品だ。監督は、スタジオジブリで「借りぐらしのアリエッティ」や「思い出のマーニー」を手掛けた米林宏昌。本作では、杉咲花神木隆之介天海祐希大竹しのぶら豪華声優陣を迎えて、1人の少女・メアリが魔法の国で繰り広げる大冒険を描き出す。思いがけず魔法の力を手に入れたメアリだが、魔法を使えるのは1夜だけ。自分の力で大切な約束を守ろうとするメアリの奮闘ぶりに思わず胸が熱くなる! 多くのスタジオジブリ作品に携わった美術スタッフが描き出した、美しい自然と魔法の国の造形も圧巻だ!!




ストーリー
1日限りの魔法の力を手に入れた少女が
大切な人との約束を守るために、空を飛ぶ!!


メアリ(杉咲花)は、両親の都合で大叔母のシャーロット(大竹しのぶ)の家に引っ越してきたばかり。友達もまだできず、家の手伝いをしようとしても失敗ばかり…。ある日、近所に住む少年・ピーター(神木隆之介)の飼い猫・ティブとギブを追いかけて森にやってきたメアリは、7年に1度しか咲かない花「夜間飛行」を発見。そして翌日、突然姿を消してしまったギブを探して再び訪れた森で、1本のホウキに夜間飛行の汁を付けてしまう。そのホウキは、遠い昔に赤毛の魔女(満島ひかり)が落としたもの。夜間飛行のお陰で魔法の力を取り戻したホウキは、メアリとティブを乗せて魔法の国へ飛び立っていった。


魔法の国でメアリを待ち受けていたのは、「エンドア大学」の校長のマダム・マンブルチューク(天海祐希)と魔法科学者のドクター・デイ(小日向文世)。メアリの“魔法の力”に夢中になったマダムとドクターに勧められるままに入学願書を書くことになったメアリだが、「夜間飛行」の存在を知ったマダムの態度が一変して…。願書にピーターの住所を書き入れ、魔法の呪文が書かれた書物「呪文の神髄」を持って大叔母の家に逃げ帰るメアリ。しかしメアリのウソに気付いたマダムは、ピーターを誘拐してメアリに取り引きを持ち掛けてきた。再び魔法の国にやってきたメアリは、「呪文の神髄」を使って変身魔法の実験台にされていたギブとピーターを救出。ピーターと共に魔法の国を脱出しようとするが…!!



キャスト/スタッフ
声の出演
<メアリ> 杉咲花
<ピーター> 神木隆之介
<マダム・マンブルチューク> 天海祐希
<ドクター・デイ> 小日向文世
赤毛の魔女> 満島ひかり
フラナガン> 佐藤二朗
<ゼベディ> 遠藤憲一
<バンクス> 渡辺えり
<シャーロット> 大竹しのぶ


スタッフ
<原作> メアリー・スチュアートKADOKAWA刊)
<脚本> 坂口理子
<脚本・監督> 米林宏昌
<プロデューサー> 西村義明
<音楽> 村松崇継

 
 

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