感想:アニメ「アニメガタリズ」第10話「アニケン、ヤットハイブ」

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TVアニメ「アニメガタリズ」公式サイト http://animegataris.com/
放送 BSフジ。全12話。

【※以下ネタバレ】
 

第10話 『#10 アニケン、ヤットハイブ』

 

あらすじ

 光輝の裏切りでアニメ研究部は廃部となり、部員たちは部室を明け渡す。その夜、未乃愛は父親から部室が無くなっても仲間がいる云々と励まされ、元気を取り戻す。

 翌日。登校した未乃愛は、多くの生徒たちが学園長の荻窪中尾隆聖)にアニ研廃部反対を訴えているのを目撃する。ところが学園長は、生徒たちがアニ研廃部に反対するなら、学校その物を廃校にすると宣言し、生徒たちを仰天させる。生徒たちは学園長室の前に押しかけるが、部屋は頑丈なドアで封鎖されてしまう。

 未乃愛はネコ先輩の案内で、隠し扉を通って学園長室に入り込む。そして学園長に何故執拗にアニ研廃部を狙ったのか尋ねると、学園長は学園祭の自主製作アニメを批判した後、やたらアニメに詳しいところを見せる。

 一方、絵里香たちの前に光輝が現れ、土下座しながら、諸々の事情で学園長の言いなりになってアニ研を裏切るしか無かったと詫びる。それを聞いて部員たちはあっさり光輝を許す。

 未乃愛と学園長のやりとりを外で聞いていた絵里香たちは、学園長がかつてこの学校のアニ研部員だったことを知る。さらに学園長はテレビアニメの監督になったものの、作品はこき下ろされて一話で打ち切りになってしまい、以後アニメやアニメファンを憎んでいる事をぶちまける。その打ち切られたというアニメこそ、幼い頃の未乃愛が見て感動した例の作品だった。

 絵里香たちは学園長室を封鎖しているドアを開けるパスワードは、そのアニメに関係していると推測し、そのタイトルを調べ始める。そしてネットでようやくタイトルが「超カタルシス的少女 エターナルシンフォニー」であることを突き止めた。アニ研部員はパスワードを入力してドアを開くと学園長室に突入した。学園長は、学校の外に「超カタルシス~」を支持する人間が集まっているのを見て折れ、そのまま学園を去った(多分)。

 こうしてアニ研は部室を取り戻したが、未乃愛はいつの間にか皆がネコ先輩と当たり前のように会話していることに驚く。そして学園長室に忍び込み、学校の昔のアルバムを見ると、なんと学生の頃の学園長の隣に光輝がいた。

脚本:笹野 恵 絵コンテ:金子祥之
演出:金子祥之 作画監督:小林多加志


感想

 前回がクX展開だったのでもう見るのに嫌気がさしていたのですが、今回はちょっと持ち直したかな、と。未乃愛が話題にしていたアニメがようやく判明して、一応伏線の一つは回収できたし。しかしまさか光輝が幽霊だか悪霊だか知りませんが、そんな存在だとかいう方向に転がしていくとは。

 学園長は、学生時代にマクロスとかうる星やつらとか的アニメにはまっていたらしいので、こりゃ同世代だな……

 そして、なんというか、この調子だと、はなざーさん演じる楊貝貝(ヤンベイベー)が、ホントにただのゲストキャラで終わりそう、というのも衝撃だ……
 
 
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