【ゲーム雑誌】なんと2018年に雑誌ウォーロックが復活!『ウォーロックマガジンvol.1』

ウォーロックマガジンvol.1


 ゲームブックが好きな人にとっては、「ウォーロック」という雑誌名はたまらなく懐かしいものが有ると思います。今は亡き社会思想社が1986年から1992年まで発行してた「ゲームブック専門誌」(※最初は)で、のちにTRPGも取り扱う様になりましたが、ミニゲームブックなどを掲載していたことを思いだせる人も結構いるのではないでしょうか。
 
 
 ところが、2018年に突如ウォーロックの名を冠した雑誌が創刊されることになりました。マジか!?
 

ウォーロックマガジンvol.1 単行本(ソフトカバー) 2018/4/13
https://www.amazon.co.jp/dp/4883753050

「トンネル・ザ・トロールマガジン」が誌名変更し、『AFF第2版』『T&T完全版』サポートのための雑誌として新創刊!


遊びやすさで定評のある2つの海外TRPG、『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー(AFF)第2版』と『トンネルズ&トロールズ(T&T)完全版』をサポートする雑誌『ウォーロック・マガジン』が発売!
ついに日本上陸を果たした『AFF』の記事は、コミック、ソロアドベンチャー、シナリオ、リプレイ、楽しみ方解説と盛りだくさん。


一方の『T&T』も、前身の雑誌『トンネル・ザ・トロールマガジン』からの連載コラムや爆笑コミックに加え、デザイナー自身の手によるボリュームたっぷりのソロアドベンチャーを掲載。
表紙は米田仁士。新たな書き手として、パズル作家のフーゴ・ハルやベテランクリエイターの友野詳が参加。真新しさと懐かしさが同居する新雑誌は、これからTRPGを始める人たちにも必携。

 
 ほほう。これは偶然とかでは無く、社会思想社の「ウォーロック」を十二分に意識した雑誌名というのが丸わかりですね。


・根拠1

 扱っているものの一つが「アドバンスト・ファイティング・ファンタジー(AFF)」だという……、AFFはTRPGですが、これの元ネタというか起源となった「ファイティング・ファンタジー」はゲームブックの一大ブランドで、ウォーロックは最初は「ファイティング・ファンタジー・マガジン」を名乗っていたわけですから。同様にTRPG「T&T」も最初は社会思想社が翻訳・サポートしていたタイトルでして……

 いやもう、これは1980年代後半のウォーロックが帰って来た! と言い切っても過言ではあるまい(あくまで個人の感想です)


・根拠2

 表紙は米田仁士氏というのも……、ウォーロックの表紙と言えば米田氏で決まり! というくらいの人でしたからねぇ。


・根拠3

 何より雑誌名の書体が社会思想社版とクリソツだよ……
 
 
 まあ、正直今TRPGの雑誌を買う気にはなれませんが、現代に「ウォーロック」が蘇った、というのは、往年の読者にとってはなんとなく嬉しいニュースではないでしょうか。
 
 
ウォーロック (第1号)
ウォーロック (第2号)