感想:アニメ「エガオノダイカ」第6話「運命の岐路」

エガオノカナタ

TVアニメ「エガオノダイカ」公式サイト http://egaonodaika.com/
放送 AT-X

【※以下ネタバレ】
 

第6話 運命の岐路

 

あらすじ

 グランディーガ帝国軍はソレイユ王国の首都ハリアント目前まで迫り、王国軍は最終防衛線を構築して守りを固める一方、首都の住民の疎開を開始した。ハロルドは自らテウルギア(ロボット兵器)のパイロットとして前線に出陣することを決意する。

 そしてついに戦端が開かれるが、兵力で圧倒的に劣る王国軍は物量差で押しまくられ、次々と戦力を失っていく。戦闘を見ていたユウキは、戦場となっている台地がもろい事に思い当たり、味方を撤退させたあと、仕掛けた地雷を遠隔で爆破することで台地に大穴を開け、敵の侵攻を一時的に食い止める。

 しかし、ユウキはこれ以上の戦闘継続を望まず、軍を武装解除し、降伏勧告を受け入れることを決める。そのため、イザナがハリアントに残り、ユウキは降伏の受諾のためハロルドたちと帝国大本営に向かうことになった。

 ところがユウキを乗せた戦艦は帝国へは向かわず、避難民の疎開先の南部州に進路を取る。激高したユウキは進路変更を命じるが、ハロルドたちはユウキを死なせるわけにはいかないと言って命令を聞こうとはしなかった。


脚本 猪爪慎一
絵コンテ 稲垣隆行
演出 格子縞佐世郎
作画監督 青木真理子、丸山修二、大野勉、服部憲知


感想

 今回は王国サイドエピソード。

 今回ユウキが唐突に軍事的才能に目覚めて戦争をひっくり返すのかと思いましたが、さすがにそんな無粋な真似はしなかった。良かった(笑)

 日本人的感覚からすると「首都占領→もうゲームセット」と無意識に思い込んでいたわけですが、暫定首都に移動して徹底抗戦という手もあったか。そういえば第一次大戦の頃のフランスのクレマンソー首相は、ドイツ軍がパリに迫った時には、勇ましく「パリの前と中と後ろで戦う。(中略) 最後にピレネー山脈にまで後退してでも戦う」云々と言っていたのを思い出した。

 王国の首脳陣て、ここぞというところで王女を騙すよね。いやまあ善意から来ている行動だけど。
 
 
この世界に花束を