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放送 AT-X。
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【※以下ネタバレ】
第10話 『stage 10 キャッスル」(発売日:1989年3月21日)
あらすじ
http://www.votoms.net/about/05/10.php
ヘルメシオン准将を連れて脱出したボイル少佐は必ず戻ってくる、そう確信しているメロウリンクは闘いの準備に余念がない。ルルシーに城をくれと言ったメロウリンクは城内に次々とトラップを仕掛けていく。
一方、ボイル少佐はヘルメシオンと訣別し、武人としての誇りをかけて単身、ヘルメシオン城へと戻ってきた。ともに戦うと言って聞かないルルシーを気絶させたメロウリンクは、彼女をヘリの中に隠し、ボイル少佐との闘いを開始する。城内のトラップにてこずりながらも、次第にメロウリンクを追いつめていくボイル少佐。だが、一足先に屋上に着いたメロウリンクはポリマーリンゲル液の罠に火を放った。
全12話中の第10話。
メロウリンクはボイル少佐が必ず戻ってくると確信し、ヘルメシオン城の各地にトラップを仕掛けて待ち構える。
一方、ヘルメシオン准将は、メロウリンクの存在がバッテンタインの推し進めるPS計画にとって危険であると判断し、ボイル少佐にメロウリンクを確実に始末するように命じる。しかしボイル少佐は、PS計画云々とは関係なしに武人の誇りをかけてメロウリンクと戦うと言い、単身ヘルメシオン城に向かう。
ルルシーは両親の敵を討つためメロウリンクと共に戦うと言い張るが、メロウリンクはルルシーを気絶させ、やって来たボイル少佐にルルシーに手を出さないように頼む。ボイルはルルシーをヘルメシオン准将には引き渡さない事を約束し、ATを駆ってメロウリンクとの対決を開始した。
凄腕のAT乗りであるボイルは、メロウリンクが城内に仕掛けたトラップを次々と打ち破り、メロウリンクを追い詰める。しかしメロウリンクはきわどい所でボイルのATを破壊した。死を覚悟したボイルは、プランバンドール・スキャンダルには真の黒幕がいると言い、コーザシティに向かう様に言い残す。メロウリンクは重傷のボイルの命を助け、ルルシーと共にコーザシティに向かった。
感想
残すところ二回となり、いよいよクライマックスという感じ。
今回は(敵としててですが)ATが大活躍。城内をローラーダッシュで突っ走り、落下してもケーブル付きアンカーを打ち出して、どこかにひっかけて這いあがってくるなど、メカの描写が素晴らしかった。ボトムズ世界はこうでなくては。
今までは、プランパンドール機甲大隊って指揮官は全員人間のクズって感じの描写でしたが(笑)、ボイル少佐はまともな人間の様です。これは最後まで生き残るか?
機甲猟兵メロウリンク
https://www.at-x.com/program/detail/1173<ストーリー>
軍隊の暗部によって濡れ衣を着せられ仲間を殺されたメロウリンクが、その青春をかけて復讐を誓う。巨大なライフルと、おのれの身一つで鋼鉄のATに挑む異色ロボットアニメ。
濃厚なボトムズワールドを完全に継承し、本編以上に練りこまれたミリタリーとハードボイルドが魅力の外伝作品。
<スタッフ>
企画:伊藤梅男(バップ)、渋江靖夫(サンライズ)
原案:江田文行
原作・シリーズ構成:高橋良輔
キャラクターデザイン・作画監督:谷口守泰
メカニックデザイン:大河原邦男
音楽:乾 裕樹
音響:浦上靖夫
美術:平川栄治
撮影:奥井 敦
監督:神田武幸
プロデューサー:平山博志(バップ)、指田英司(サンライズ)
製作:バップ、サンライズ
<キャスト>
メロウリンク:松本保典
ルルシー:玉川紗己子
キーク:大塚明夫
ドックマン:永井一郎
フォックス:納谷六朗
スタブロス:加藤精三
ゴメス:飯塚昭三
ゴルフィ:若本規夫
ガナード:岸野一彦
ボイル:兼本新吾
バンス:仲木隆司
ヌメリコフ:三田松五郎
シュエップス:森 功至
スタルコス:田中信夫
ヘルメシオン:阪 脩
1988年-1989年OVA作品 全12話