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【※以下ネタバレ】
第13話 脱出
あらすじ
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ウドの街に降下したメルキア軍のAT部隊は、治安警察の部隊ごと本部ビルを包囲する。指揮を執るロッチナはイスクイに対して投降を呼びかけるが、反応はない。秘密結社の本部に指示を仰いだイスクイは、増援が来るまで本部を死守するよう指令されていたのだ。だが、増援が送られてくることはなく、メルキア軍の総攻撃の前に、イスクイは命を落とす。しかも、すでにボローとフィアナは脱出した後で、ロッチナは作戦目的を達成できなかった。
なんとか本部ビルから脱出したキリコであったが、フィアナを連れ戻しに行こうとしていた。無茶だと止めるがゴウトたちに、キリコはそれまでの経緯を余さずに語る。非道な話を聞かされ、ゴウトたちは力を貸す気になる。
ウドの街に降下したメルキア軍のAT部隊は街を包囲・制圧し、ロッチナはイスクイに降伏を勧告した。イスクイたちの組織の上司は、イスクイに徹底抗戦を命じる一方、ポローには素体を連れて街から逃げ出すように指示を出す。直後、メルキア軍と治安警察の戦闘が開始され、ポローたちはその混乱に紛れて治安警察本部ビルから脱出するが、イスクイは上司に見捨てられ、戦いの中で死んだ。
バニラたちを乗せた地下高速鉄道は、ウドの街から脱出するため一路郊外の空港へ向かっていた。しかしキリコは街に残ると言い、ゴウト・バニラ・ココナを呆れさせる。直後、地下トンネルが崩壊し、地上に出たキリコたちは、メルキア軍と治安警察の戦いが勃発していることを知る。
ここに至り、キリコは自分の身に起こったこと、素体を追い続ける理由、等を全てゴウトたちに説明した。事情を知ったゴウトたちは改めてキリコに協力すると申し出る。
ポローたちは街を包囲するメルキア軍の検問を潜り抜け、郊外のヂヂリウム保管庫に到着していた。一方キリコたちもポローたちの動きを知り、地下トンネルを通ってやはり保管庫にたどり着く。キリコはフィアナと再会するものの、フィアナは組織の供給するヂヂリウムが無くては生きていけないと説明し、キリコと別れる。
やがて組織の増援部隊が保管庫に到着し、ポローとフィアナは空路で脱出する一方、到着した組織のATとメルキア軍との間で激戦が開始された。キリコは手に入れたメルキア軍のATに乗り込むが、戦いの中でバニラ・ゴウト・ココナと離れ離れになる。そして激しい戦いの結果、ウドの街は業火の中で崩壊していった。
感想
ウド編最終回。
メルキア軍ATが、パラシュートで次々と降下してくる場面やら、着地時の降着ポーズやら、不要になったパラシュートを切り離すギミックやら、とにかくメカ好きの心をしびれさせるシーンが満載。これを見たら、(当時は)もうプラモデルを作らずにはいられませんでしたよねぇ。
そして結末。戦闘マシーンで、治安警察相手に「仲間などいない」とか言っていたキリコが、「バニラ・ゴウト・ココナ・フィアナ……、みんなどこにいるんだ、一人にしないでくれ……」とは変りに変わったものです。
https://www.at-x.com/program/detail/1003
装甲騎兵ボトムズ
<ストーリー>
ギルガメスとバララント、対立する星域同士によるアストラギウス銀河を真っ二つに分けた百年戦争の末期、キリコ・キュービィーは謎の作戦に参加する。それは味方が守備する小惑星リドを襲撃するという、不条理な作戦であった。作戦中、謎の女を目撃したキリコは同僚に裏切られ、所属していたメルキア軍から追われる身となってしまう。
百年戦争の終戦後、キリコは流れ着いたウドの街で、謎の女と再会する。彼女の正体は、軍の最高機密“素体”であった。だが、完璧なる兵士“パーフェクトソルジャー”となるべく誕生した素体は、ひとりの女性としてキリコを愛するようになっていた。キリコは彼女にフィアナという名を与え、行動をともにする。キリコとフィアナ、一組の男女が戦いの果てに、数々の戦場をめぐる遍歴の末に、たどりつく地はいずこか──!?
<スタッフ>
原作・監督:高橋良輔
キャラクターデザイン:塩山紀生
メカニカルデザイン:大河原邦男
音楽:乾 裕樹
<キャスト>
キリコ・キュービィー:郷田ほづみ
フィアナ:弥永和子
イプシロン:上恭之介
ブールーズ・ゴウト:富田耕生
バニラ・バートラー:千葉 繁
ココナ:川浪葉子
ル・シャッコ:政宗一成
ロッチナ:銀河万丈
ワイズマン:柴田秀勝
1983-1984年放送作品 全52話