【少年漫画】感想:コミック「ゲッターロボ號 1巻」(原作:永井豪 作画:石川賢/1991年6月)

ゲッターロボ號 1 (少年キャプテンコミックス)

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ゲッターロボ號 1 (少年キャプテンコミックス) 単行本 1991/6/1
永井 豪 (著), 石川 賢 (イラスト)
出版社:徳間書店 (1991/6/1)
発売日:1991/6/1

【※以下ネタバレ】
 

あらすじ

 喧嘩沙汰の常習犯にして、超人的な身体能力を持つ高校生「一文字號」は、謎の男「神隼人」に目を付けられ監視されることになった。そんな號の前に機械人間が現れ、號を殺そうと襲い掛かって来るが、號は死に物狂いで切り抜ける。直後、號たちの前に機械の怪物「メタルビースト」が現れるが、隼人が操縦するロボット「ゲッターロボ」がメタルビーストを倒した。

 マッドサイエンティスト「プロフェッサー・ランドウ」は、北極に巨大基地「蛇牙城(ベガゾーン)」を建設し、ここを拠点に世界征服へと乗り出そうとしていた。かつてランドウは宇宙開発用の基地と偽って、各国から資金と科学者を集めた後、科学者たちを改造して手下に変えたが、その中にいた神隼人だけはランドウの手を逃れ脱出していた。そして隼人はランドウの野望を粉砕するため、NISAR(ネーサー)という組織とゲッターロボを準備した。號はゲッターのパイロットにスカウトされたのだった。

 ゲッターのパイロットは、1号が號、2号が「橘翔」、3号が自衛隊出身のパイロット・山岸二尉が、それぞれ担当していた。しかし山岸は重圧に耐えられずついに精神崩壊してしまう。號は代わりとしてゲッターの整備班の一員「大道剴」を強引に3号機に乗り込ませるが、剴は見事にゲッターを乗りこなし、メタルビーストを打ち破った。(2巻に続く)


感想

 昨年2021年の夏クール(7~9月)にアニメ「ゲッターロボアーク」が放送され、楽しく視聴したので、その前日談にあたる「ゲッターロボ號」「真ゲッターロボ」のコミックも読みたいな、と思ったのですが…… アマゾンとかで調べると、一番新しい版でも十数年前の出版らしく、調べても「全●巻で一万ウン千円!」とかそんな風なぼったくり価格の出物しかないので腹を立ててしまい、しばらく忘れていました。

 しかし、先日ふと調べたら「號」の少年キャプテン徳間書店)版が、ばら売りをまとめて4000円以下で入手可能なのを見つけ、速攻で購入しました。やったね。


 内容は、いやー懐かしい。少年キャプテンの連載時以来ですから30年ぶりの再会です。そして久しぶりに読んだはずなのに、既視感が物凄い……、隼人がゲッター各機をトレーラーに乗せて待機し、一号機に乗り込んで出撃する、とか、OVA真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」そのまんまだ……、というか、逆にOVAの方が漫画の内容をマルパクリしていたんじゃねーか!!(笑) なんてこったい。

 とりあえず連載はアラスカでドンパチやるところまでは読んだ覚えがあるのですが、それ以降全く記憶になく「竜馬再登場? 真ゲッターロボ? 何それ?」という感じなので、じっくりかみしめて読んでいきたいところです。

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