【映画】感想:映画「クワイエット・プレイス」(2018年:アメリカ)

クワイエット・プレイス [Blu-ray]

シネマLINE UP|BSテレ東 https://www.bs-tvtokyo.co.jp/cinema/
放送 BSテレ東。2022年2月7日(月)

【※以下ネタバレ】
 

【4K制作】決して音を立ててはいけない…立てたら何かが襲ってくる!全米を沈黙させて大ヒット、極限のサバイバルスリラー第1弾!息を殺して見届けよ!(2018年/アメリカ)

 
 

あらすじ

 89日目。アボット一家(父リー・母イブリン・長女リーガン・長男マーカス・次男ボー)は、荒れ果てた薬局で、音を立てないようにしながら必要な物を入手する。帰り道、ボーは電動式のおもちゃのスイッチを入れて音を立ててしまい、慌てる家族の目の前で飛び掛かって来た宇宙生物に連れ去られる。


 472日目。アボット一家四人は人里離れた家で音を立てない様に密かに暮らしていた。かつてメキシコに落下した隕石によって凶暴な宇宙生物が地球に侵入し、人類は成すすべもなくこの生物に蹂躙されてしまっていた。この宇宙生物は、目は見えない代わりに鋭敏な聴覚をもっており、音を立てる行為は厳禁だった。リーガンは耳に障害があるため、アボット一家は全員手話をマスターしており、声を使わずに意思疎通できた。

 イブリンは妊娠しており、出産の予定日が数週間後に迫っていた。リーはマーカスに食料入手の方法を教えるため二人で外出し、リーガンは亡きボーが殺された場所に墓参りにいってしまう。ところがイブリンが家に一人でいるときに破水してしまい、しかも同じタイミングで宇宙生物が家に侵入してきた。イブリンは必死で身を隠すが、大出血してしまう。

 夜。戻って来たリーとマーカスは非常事態を知り、この時のために用意していた花火を打ち上げて騒音を立て、その隙にリーは家に忍び込み、イブリンと再会する。イブリンと生まれたばかりの男児は無事で、リーは子供に酸素マスクを当ててから音を通さない箱の中に入れる。

 一方、リーガンとマーカスは穀物を収納しているサイロに転落してしまい、そこに宇宙生物が襲い掛かって来るが、何故か生物は二人を殺さずに退散してしまう。

 リーはリーガンとマーカスと再会するものの、そこに再度宇宙生物が出現し、リーは子供たちを助けるため、大声を上げて生物を引き付け、自分が犠牲になる。その間にリーガンとマーカスは家に戻るが、またしても家に宇宙生物が侵入してきた。リーガンは宇宙生物は補聴器のハウリング音に弱いと察し、マイクと補聴器を近づけて大きなハウリング音を出すと、宇宙生物はショックで倒れ、イブリンたちは安堵する。

 直後、宇宙生物が起き上がってくるが、すぐにイブリンが射殺した。屋外の監視カメラからの映像には、宇宙生物の大群が家に向かって突進してくるシーンが映っていた。イブリンは銃を構え、リーガンが補聴器とマイクを用意するシーンで〆。


感想

 評価は△(前半がだるい)。

 公開当時評価されていた気もするSFスリラー映画ですが、いざ見てみると拍子抜けというか、なんかイマイチ。

 アイデア一発勝負映画というか、基本「田舎の農場で一家四人が怪物を恐れながらびくびく暮らす」とそれだけ。特に派手なシーンも無けりゃ、そもそも会話も無い(手話で意思疎通)、間を持たすためのBGMもない、の無い無い尽くしで、地味過ぎて見ていて飽き飽きしてきました。

 まあ後半にはいると「イブリンが破水した!」「イブリンが裸足で階段の釘を踏み吹いた!(痛そう!)」「何故か宇宙生物が家に入って来た!」と、色々起きて楽しくなってくるので、それ以降は悪くなかったのですが、前半が酷過ぎたというか、もう少し脚本を何とかしてほしかった……


 ちなみに、この映画、登場人物は実質一家四人だけ、派手なアクションも破壊シーンも無し、舞台は田舎の農場のみ、エイリアンのCGが少しあるだけ、で、全然お金がかかって無さそうなのに、制作費は$17,000,000(ざっくり21億円)だそうで……、何に使ったの? エミリー・ブラントのギャラで20億円くらいかな……?
 
 

https://www.bs-tvtokyo.co.jp/cinema/backnumber/?p=202202071854
2022.02.07(月)夕方6時54分
クワイエット・プレイス


隕石と共に地球に「何か」がやって来てから89日目。人類は存続の危機にさらされていた。音に反応し人間を襲う「何か」によって荒廃した世界で、どうにか生き残ったアボット一家。リー(ジョン・クラシンスキー)、エブリン(エミリー・ブラント)夫婦と3人の子供たちは、音を立てないように息を殺して暮らしていた。一家は食料調達のため町へ。そこで末っ子のボーが音を立てるおもちゃを見つけるが、父リーが取り上げ電池を抜く。しょんぼりしているボーに、長女リーガン(ミリセント・シモンズ)がおもちゃを手渡す。しかしボーは電池を持ち出していた…。472日目。1年が過ぎ、エブリンは4人目の赤ちゃんを妊娠した。ある日、一人自宅に残ったエブリンが破水。地下に行く途中で写真を落とし、その音が家に「何か」を呼び寄せてしまう…。


音に反応し人間を襲う「何か」によって荒廃した世界で、音を一切立てないよう細心の注意を払いながら生き残った一家。だが、妻が妊娠、破水したことによって、自宅に「何か」が忍び込み…。「何か」におびえながら生きる一家のサバイバルの行方をスリリングに描き、全米大ヒットを記録した新感覚スリラー。主演は「プラダを着た悪魔」「メリー・ポピンズ リターンズ」のエミリー・ブラント。共演は実生活でのエミリーの夫で、本作の監督・脚本も務めたジョン・クラシンスキー。


タイトル クワイエット・プレイス 原題 A QUIET PLACE
監督 ジョン・クラシンスキー 脚本 ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ジョン・クラシンスキー
制作年 2018年 製作国 アメリ
出演 エミリー・ブラント(イブリン ):【声】園崎未恵、ジョン・クラシンスキー(リー):【声】星野貴紀、ノア・ジュープ(マーカス):【声】宇山玲加、ミリセント・シモンズ(リーガン):【声】※セリフ無し

 

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クワイエット・プレイス (字幕版)