【映画】感想:劇場アニメ「劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-」(2014年)

モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵- Blu-ray初回生産限定版

劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵- http://king-cr.jp/special/mo-retsu/gekijo/
TVアニメ モーレツ宇宙海賊 http://king-cr.jp/special/mo-retsu/top.html
放送 BS11。2022年6月28日(火)

【※以下ネタバレ】
 

私、加藤茉莉香十七歳。白凰女学院まもなく三年、宇宙ヨット部部長に喫茶店ランプ館のアルバイト、そして――、宇宙海賊やってます!


白凰女学院高等部に通う加藤茉莉香は、政府発行の「私掠船免状」を持った合法の宇宙海賊。学業、宇宙ヨット部部長、喫茶店ランプ館でのアルバイト、さらに、宇宙海賊船・弁天丸の船長と、大忙しな日々を送っている。 3年生への進級を間近にした春休みのある日、豪華客船での海賊営業の仕事を請けた茉莉香は、乗客リストの中に銀河パス所有者・無限彼方の名前を発見。彼方の父で高名な「亜空間ダイバー」の無限博士との約束を果たすため、海賊ショーの最中、語りかける。「亜空の流れ、その果ては何色か?」そして、少年と海賊の亜空を駆ける冒険が始まる!

 

あらすじ

 茉莉香が三年生の進級を間近にした春休み。宇宙では亜空間航路に原因不明の異常が発生し、宇宙航行に大混乱が生じていた。そんな中茉莉香は、ジェニー・ドリトルからの仕事の依頼で、豪華客船襲撃ショーの仕事をこなすが、その際に乗客の一人・無限彼方少年を人質として弁天丸に拉致する。

 彼方は茉莉香の父の友人・無限博士の息子で、茉莉香は父親からの遺言で彼方を助けるように言われていた。無限博士は亜空間の探索中に行方不明になり、残された彼方は謎の相手に追われ続けていた。茉莉香はとりあえず海明星(うみのあけほし)に彼方をかくまうことにした。

 だが、やがてヨット部前部長のリン・ランブレッタから、惑星中のパソコンが情報収集用のウイルスに侵されているとの爆弾発言があり、謎の勢力が彼方と茉莉香を探し出そうと躍起になっていることが判明する。ヨット部と弁天丸クルーの協力で、彼方を追う正体不明の敵は、巨大企業グループ・ユグドラシルだと解る。ユグドラシルは人為的に亜空間の異常を引き起こすことで、自社グループの利益を生み出していたが、何故彼方を追うのかは不明だった。

 ヨット部の部員たちは、彼方と共に行動しているオウムロボット・フリントの話す片言をヒントに、無限博士が彼方に「ハーベック・オダ彗星」のポジションを残していたことを知る。茉莉香は彼方を連れ、弁天丸で彗星へと向かった。

 彗星の核には無限博士の宇宙船「無限工房」があり、その中には博士の開発した亜空間潜航艇が残されていた。彼方はユグドラシルの追手を振り切り、潜航艇「アドヴァジーレ」に乗り込むと、亜空間の底へと向かい、亜空間の底で無限博士が見つけた「亜空間のよどみ」へと到達する。彼方がアドヴァジーレでよどみを活性化したことで、亜空間の新しい航路が銀河系中に誕生することになった。

 一連の騒動の後、ユグドラシルグループはセレニティ連合王国に買収されてしまい、茉莉香たちの敵ではなくなった。彼方は、新航路を生み出した功績で銀河帝国中の様々な組織から表彰されるが、やがてそれらを煩わしく思い、姿を消した。最後に茉莉香が弁天丸クルーに「高校三年生になりましたが、今後もよろしくお願いします」とか挨拶して〆。

感想

 評価は○(そこそこ)。
 
 2014年上映のアニメを8年越しで視聴。まあ評価はそこそこ。

 あんまり「劇場版!」といった感じの身構えた豪華な内容ではなく、『テレビアニメ3~4回分のエピソードを劇場版に再構成してみました』的なノリの作り。強大な敵との最終決戦とかあるわけでもなく、テレビアニメの最終回の方が盛り上がったんじゃなかろうか、的な話でした。

 まあ二時間テレビスペシャルみたいなもんでしたね。悪くはなかったですけど。テレビアニメ版の出来からすればこんなもんかなぁと納得のクオリティでした。
 
 

https://www.bs11.jp/anime/mo-retsu-gekijo/
劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-


放送時間
6月28日(火)深夜0時30分~2時15分


STAFF&CAST
STAFF
監督・脚本:佐藤竜雄
原作:朝日ノベルズ刊「ミニスカ宇宙海賊」(著:笹本祐一・イラスト:松本規之)
企画協力:朝日新聞出版  
副監督:中山勝一  
アニメーションキャラクター原案:あきまん  
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:堀内 修  
メカ・プロップデザイン:河森正治 / 鷲尾直広 / 寺岡賢司鈴木雅久 / 宮崎真一  
小物デザイン:吉川美貴 / 秋篠 Denforword 日和  
美術監督小倉宏昌  
美術設定:ロマン・トマ / ルガル・ヤン / ニエム・ヴィンセント / ブリュネ・スタニスラス / 佐藤正浩
色彩設計:谷本千絵  
CGIプロデューサー:橋本トミサブロウ  
CGディレクター:佐々木達朗  
モニターグラフィックス:石川寛貢  
撮影監督:岩崎 敦  
編集:坪根健太郎  
音響監督:明田川 仁  
音響効果:山谷尚人  
録音スタジオ:アオイスタジオ  
音響制作:マジックカプセル 
オープニングテーマ:ももいろクローバーZ猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
テーマソング:angelaPresents/中川翔子『キラキラ-go-round』
イメージソング:小松未可子『Sail away』
音楽:Elements Garden上松範康藤田淳平藤間仁Evan Call
音楽制作:スターチャイルドレコード  
アニメーション制作:サテライト  
配給:キングレコードティ・ジョイ  
製作:劇場版モーレツ宇宙海賊製作委員会


CAST
加藤茉莉香:小松未可子  
無限彼方:下田麻美  
チアキ・クリハラ:花澤香菜  
グリューエル・セレニティ:戸松遥  
グリュンヒルデ・セレニティ:金元寿子  
遠藤マミ:小見川千明  
ミーサ・グランドウッド:伊藤静  
ケイン・マクドゥガル:松風雅也  
百眼:藤原啓治  
クーリエ:堀江由衣  
シュニッツァー:三宅健太  
ルカ:水原薫  
三代目:松岡禎丞  
ジェニー・ドリトル:佐藤利奈  
リン・ランブレッタ:日笠陽子  
ベリンダ・パーシー:三森すずこ  
アスタ・アルハンコ:安野希世乃  
イズミ・ユノモト:内田真礼  
小林丸翔子:野村香菜子  
エイプリル・ランバート巽悠衣子  
リリィ・ベル:佐藤聡美  
原田真希:赤﨑千夏  
ウルスラ・アブラモフ:西明日香  
サーシャ・ステイプル:高森奈津美  
アイ・ホシミヤ:茅野愛衣  
ヤヨイ・ヨシトミ南條愛乃  
ナタリア・グレンノース:伊瀬茉莉也  
ケンジョー・クリハラ:松本保典  
ショウ:安元洋貴
加藤梨理香:甲斐田裕子  
スカーレット・サイファ能登麻美子
ナレーション:小山力也  
無限博士:飛田展男

 

2022年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-
劇場版 モーレツ☆宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE-亜空の深淵-主題歌「キラキラ-go-round」