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週刊ファミ通 2024年2月1日号 No.1833 [雑誌]
発売日:2024/1/18
先日ネットを見ていたら、「もう最近はドラクエとかCRPGを知らない人たちがいるので、TRPGをどうやって説明していいのかわからない」的な話がありました。
その後、丁度そういう悩みへの良い回答(になるかもしれない)が今週発売のファミ通に載っていました。山本さほ氏の連載漫画「無慈悲な8bit」のお題が
↓
www.spike-chunsoft.co.jp
だったのですが、
・バルダーズ・ゲート3は「D&D」がもとになっているゲームなんです
・D&DはTRPGというゲームで
・TRPGというのは本の形で売っているゲームで、キャラクターになりきってごっこ遊びをするものなんです
と流れるように説明していました。
まあ、『今更こんなこと説明しなくちゃいけないなんて、日本のエンタメ文化は1980年代前半にまで退行してしまったのか……?』とか思ったりしましたが……
もうかつてのように「ソードワールドが~」どころか、「ドラクエがあるじゃん? あれで勇者を自分が演じて、モンスターとかを司会進行役の人が出現させて遊ぶ紙のゲーム」という説明すらできないのなら、使いたくはないけど「ごっこ遊び」で説明するしかないですよね……、
うーん、1980年代後半にゲーム業界の偉い人達が頑張って普及させたTRPGという概念はすでに忘れ去られたのか……、まさに「失われた30年」やん。
どこかのゲーム好きの漫画家さんが、ツイートか何かで「TRPGを親切に説明してくれる漫画」とかを公開してくれたら、あとはそれを示すだけで済むと思うんですが、そう上手くはいかんか……
無慈悲な8bit 1 (ファミ通クリアコミックス)